【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VIII (ページ22)

今日:2 hit、昨日:11 hit、合計:15,270 hit

353話ページ22

_______シリウスはその言葉を聞いて嬉しかったのかすぐに抱きついてきた
その姿を見たジェームズが何故か怒りながら騒いでいましたが、アイオラとピーターに押さえられています
少し落ち着かせる様にシリウスの頭を優しく撫でていた時、さっきより強く抱きしめてきたので、そんな姿に思わずフッと微笑んでしまいました

「シリウス！いい加減に僕のAから離れるんだ!!」

_______ジェームズの言葉を聞いた途端、シリウスは恥ずかしくなってきたのか勢いよく私から離れました
私に抱きついてしまった事でシリウスは未だに頬を赤く染めており、ジェームズはそんなシリウスに怒りながら色々と文句を言っています
シリウスって意外と積極的だったんですね...(苦笑
と言うか、私はジェームズのものではないんですが...

「A！シリウスに何もされていないかい!?」

『いえ、何もされていませんが...』

「ほら見ろ！Aだってこう言ってるじゃねえか!!」

「君だと信用できないね!!」

_______ジェームズにこう言われ、私は驚きながらも何もされていないと答えれば、シリウスはジェームズに自分は何もしていないと言っていましたが、ジェームズはシリウスの言葉は信用できないと言っていました
よく見ると二人は火花をバチバチさせていますね(苦笑

「ちょ、ちょっと二人共...」

「ジェー、シリウス！お止めなさい」

_______ピーターが止めようとしていた時、アイオラは静かに怒りを含ませながら二人を止めてくれました
二人は反論しようとしていましたが、アイオラの黒い笑顔に誰も逆らおうとしません
ピーターはアイオラの黒い笑顔に「ヒッ！」と声を漏らしているくらいですし

「お二人はせっかくのクリスマス休暇を台無しにするつもりですの？Aだって私達を呼ぶ事ができて喜んでおりますわ。それなのに...Aの目の前で喧嘩するなんて再従姉として恥ずかしいですわね」

『アイオラの言う通りです。初めてのクリスマス休暇で友達を呼ぶ事ができて嬉しく思っています。なのであまり喧嘩をしないでいただけると嬉しいのですが...』

_______アイオラはジェームズとシリウスの目を見ながらそう言っていました
しかも冷たい眼差しを向けているので、ジェームズとシリウスは恐ろしいのか肩を震わせているのが分かります
アイオラの言葉を聞いた私は賛同する様に初めてのクリスマス休暇に友達を呼べて嬉しいが、あまり喧嘩をしないで欲しいと伝えると二人は無言で何度も頷いてくれました