【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VIII (ページ19)

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351話ページ19

_______その後、メアリーおば様が二人を止め、お母様と浩司おじ様はお父様に怒っているのが分かりました
お父様は二人に説教されて今まで以上に落ち込んでいます
まあ、全てお父様が悪いので何とも言えませんが...(苦笑
ジェームズは私の姿を見つけるなり、お構いなしに抱きついてきました
そんなジェームズの頭を優しく撫でている間、メアリーおば様が私に声をかけてきます

「A、しばらくの間はお母さんもおじさんもお父さんの説教をするのに忙しいみたいだから、みんなに貴女の部屋を案内してあげたら？」

『そうですね...あの様子ですといつも以上に時間がかかるのが分かりますし...分かりました！それでは皆さん、よろしければ私の部屋に案内しますね』

_______メアリーおば様の言葉に私は頷きながらみんなの方へ顔を向け、声をかけると嬉しそうな顔をしていました
ジェームズは目をキラキラさせながら「Aの部屋に行けるなんて夢みたいだ！」と言っているのが聞こえてきます
お母様と浩司おじ様がお父様を説教している間、私はみんなを連れて自分の部屋へと案内しました

「それにしてもA、パパさんはいつもあんな感じなのかい？」

『はい。いつもあんな感じですよ』

_______階段を駆け上がる時、ジェームズに声をかけられたので私はいつもあんな感じだと答えました
シリウスはと言うと、浩司おじ様とメアリーおば様の話を聞いてから考え事をしている様子です
私はシリウスが家族と仲直りができればいいなと思っていますよ

「ね、ねえシリウス...何か考え事でもしてるの？」

「あ？まあ、そんな所だ」

_______シリウスが考え事をしている様子に気づいたピーターが声をかけると、シリウスはそんな感じだと言った表情で答えています
ジェームズはと言うと、シリウスと『魂の双子』と呼ばれるだけあって何かに気づいた様子でした
階段を駆け上がった後、私は部屋の扉を開けます

『ここが私の部屋になります』

「君らしい部屋だね!!素晴らしいよ!!」

_______私がそう言った途端、ジェームズが私の部屋を見て目をキラキラさせながらそう言っています
暖炉の前で暖まっていたセイレーン、ヴィーナス、メリュジーヌはアイオラ達の姿を見て嬉しそうな顔をしているのが分かります
ソファーやイスに座る様に声をかけた時、ジェームズがシリウスに声をかけていました

「......それよりシリウス、君はいったい何を抱え込んでいるんだい？」

「ぼ、僕達にも話せる内容かな...？」