【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VIII (ページ17)

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349話ページ17

『落ち着きましたか？シリウス』

「あっ、あぁ...悪い/////」

_______シリウスは落ち着いた様子でしたが、人前で抱きついてしまった事に気づいたらしく、顔を赤らめています
一方、私は涼しげな顔で過ごしていましたが内心では異性に抱きつかれた事でドキドキしていました/////

「でも俺はどうすればよかったんだ...」

『人の考え...ましてや一度根付いた思想を変える事は簡単なものではありません。でも自分の考えを理解して貰う事が大切だと思います。賛同は得られなくても構いません。「自分の考えはこんな感じです！」と言って相手に理解して貰います。それが貴方達家族が歩み寄る一歩になるはずだと私は考えていますがね』

_______シリウスの言葉に私は自分の考えを理解して貰う必要が大切である事を伝えました
賛同を得られなくても家族が歩み寄る一歩になりますからね...
その言葉を聞いたアイオラは腕を組んでいます

「確かにそうですわね...理解があればオリオン従叔父様とヴァルブルガ従叔母様も分かって貰えるはずですわ。シリウスの事ですから、お二人に「純血主義なんて下らねえ！」なんて言ったと思いますの」

「うぐっ！アイオランシ、さりげなく爆弾発言しないでくれ...(汗」

_______アイオラがそう言った途端、シリウスは嫌な顔をしながらそう言っています
その時、浩司おじ様が何か思い出したのか目を細めながら口を開きました

「なるほど......どおりでシリウス君を見ていたら少し懐かしい気持ちになっていたのはそう言う事だったんだね」

「えっ？」

「どう言う事ですの？」

_______浩司おじ様の言葉にシリウスは声を漏らしながら浩司おじ様の方を向いており、アイオラも浩司おじ様に問いかけていました

「そうね。初めてシリウス君と会った時、誰かに似ている様な気がしてならなかったけど、アイオランシちゃんの発言で確信したの。シリウス君、まさか貴方がオリオンとヴァルブルガの息子だなんて驚いたわ！」

_______その言葉を聞いたメアリーおば様は浩司おじ様の代わりにこう答えていました
シリウスは驚きながらもメアリーおば様に「俺って両親に似てるんすか？」と言うと、メアリーおば様は「えぇ、二人に似てるわよ」と答えています
その後、1月5日にブラック家へ行く事になりました
行くメンバーは私、アイオラ、シリウス、浩司おじ様、メアリーおば様の五人です
後でジェームズ達にも事情を話しましょう

「さて、話しながら兄さん達のいる部屋へ行こうか」