【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VIII (ページ11)

今日:14 hit、昨日:5 hit、合計:15,287 hit

343話ページ11

「う～ん...そうだなあ...」

_______アイオラの発言を聞いた浩司おじ様は腕を組みながら考え込んでいる様子でした
ジェームズとシリウスは浩司おじ様の方を見ながら今か今かと待っている様子です
浩司おじ様......何もアイオラの大胆な発言を真面目に答えなくてもいいのですが...(苦笑
内心はそう思っていた時、浩司おじ様は口を開きました

「まあ、僕個人でAの許嫁にふさわしいと思っている子だったとしたら...

____________________シリウス君かな？」

『なっ!?/////』

「コ、コウジさん!?/////」

_______浩司おじ様は個人で私の許嫁にふさわしいと思っている相手は何とシリウスだったんです！
その言葉を聞いた私は驚きと同時に思わず顔を赤らめ、シリウスは浩司おじ様の発言に驚きながらも頬を赤く染めています
ピーターとアイオラはその発言を聞いて頬をピンク色に染めている一方、ジェームズは納得していない顔をしていました

「え～っ!?な、何でシリウスなんですか!?シリウスってホグワーツにいる時、女の子にキャーキャー騒がれていますよ！」

「ジェームズ、てめぇ余計な事を言うな！(怒」

_______ジェームズがそう言った途端、シリウスは怒りながらそう言った後、浩司おじ様の方を見てこう問いかけました

「何で俺がいいと思ったんすか？」

「あぁ、それはね...」

_______シリウスの問いかけに浩司おじ様は歩きながら答えていました
浩司おじ様が私の許嫁にふさわしいのがシリウスだと言った理由はお母様とメアリーおば様の過去に関係するものでした

_______シリウスはかつてのメアリーおば様に似ていたらしく、母親と同じ寮...つまりレイブンクローに入った事で父親...私から見れば祖父にスリザリンに入らなかった事でかなり文句を言われた事、スリザリンに入ったお母様を可愛がる一方で父親との仲が冷えきったメアリーおば様は喧嘩ばかりの日々である事、それを見かねた祖母はメアリーおば様がお母様との仲は良好である事を知っていたらしく、二人揃って好きな人と結婚して家を出た方がいいと提案してきた為、お父様と浩司おじ様と結婚して家を出た事を教えてくれたのです
いつも親バカなお母様やいつも優しく微笑んでくれるメアリーおば様にそんな辛い過去があったなんて......私は全く知りませんでした

「メアリーさんとエレーナさんにそんな過去が...」

「だからシリウス君、君もメアリーやエレーナの様な辛い人生を送って欲しくないと僕は思ってるんだ」