【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ9)

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293話ページ9

「どうしてですの？」

『それはですね...お母様とメアリーおば様の旧姓はアーロンですから』

「アーロン家は確か、代々スリザリンの純血家系ですわ...あっ、そう言う事でしたのね！」

_______アイオラが母方の親戚は一人も来ないのかと問いかけられ、私は来ない事を伝えるとどうしてなのかと再び問いかけられ、お母様とメアリーおば様の旧姓の所為だからと伝えれば、アイオラはアーロン家が代々スリザリンの純血家系である事を思い出したらしく、察してくれました
そう...お母様とメアリーおば様の親戚に闇の魔法使いや魔女がいる為、誰一人来る事ができないのです
なので母方の祖父母や親戚は写真でしか見た事がない為、どんな性格をしているのかすら分からない状態って所です

「へぇ...だから、パパさんやコウジさんの親戚はたくさん来てもママさんやメアリーさんの親戚は一人も来ないんだね」

『そう言う事になります』

_______ジェームズの問いかけに私はアーロン家は代々スリザリンの純血家系である為、誰一人来ないと答えました
まあ、グラス家も理由は同じでしょうけどね...

「あっ、そう言えばAの叔父と叔母の名前はコウジ？さんとメアリー？さんで合ってるか？」

『はい、コウジ・ミヤノとメアリー・ミヤノで合ってますよ』

_______その時、シリウスがふと思い出したかの様にそう言って浩司おじ様とメアリーおば様の名前で合ってるかと聞かれた為、合ってると答えました

「って事はパパさんがグリフィンドールでママさんがスリザリンだから...」

『はい。アツシ・ミヤノとエレーナ・ミヤノですよ』

ジェームズの問いかけにAは答える様に両親の名前を教えると悪戯仕掛け人とアイオランシは感心する様に頷いている
_______お父様とお母様、浩司おじ様とメアリーおば様はかなり有名なので知っている人はほとんど多いですしね

「確か、Aの父方の祖母はハッフルパフで母方の叔母であるメアリーさんがレイブンクローだっけか？」

『はい。それぞれ後継者であり末裔でしたが今は違います』

_______シリウスの問いかけに私は静かにそう答えました
両親に叔父夫婦、祖父母は後継者であり末裔でしたが今は私が継いでいるので違いますけど

「...って事はAは四人の後継者...じゃなくて創設者の血を継いでるのかい!?」

『はい。それで私は五人目の創設者であるA・ミヤノの血も継いでいます。もしかしたら生まれ変わりかも知れないと言われていますけどね』