【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ50)

今日:25 hit、昨日:2 hit、合計:17,752 hit

334話ページ50

「こ、この前はお母さんが病気だって言ってたし...ね」

「その後はダンブルドア先生に呼ばれたとも言っていましたわ...」

_______ジェームズがそう言った途端、ピーターとアイオラも何か思い出したか様に口々にそう言っていました
やっぱり...皆さんもリーマスに違和感を抱いていたんですね...
四人に本来の目的である事を告げようとした時、ふと疑問を持ちました
この四人にこのまま真実を伝えてしまってもいいのでしょうか...？
リーマスだって知られたくないかも知れませんが、ジェームズ達は必ず受け入れてくれると確信しています...
けれど......これで納得してくれるのでしょうか？
私も...リーマスも...彼等も...

『......』

「？どうしたんだい？」

『いえ...実はですね...』

_______いえ、これは確実に伝えるべきですね
隠し事はいつかバレてしまうと言いますし...
心の中でそう決めた後、四人の目をそれぞれ見つめた後、私は静かに口を開きました

『リーマスはもしかすると_________________【人狼】である可能性が高いです』

「_________......え...」

_______私が静かにそう言った途端、ピーターは信じられないと言った様な表情で口を開けていましたが、それとは逆にジェームズとシリウス、アイオラは何となくそんな気がしていた様子でやっぱりと言った表情で考え込む様なしぐさをしていました
あの三人は何となく気づいていたのですね...

「......何となく、そんな気はしていたよ」

「俺も」

「私もですわ」

「......ぼ、僕は知らなかった...」

_______ジェームズとシリウスとアイオラは口々にそう言っていましたが、ピーターは本当に知らなかったらしく、こんな事を言っていました
黙っていた私は再び静かに口を開きました

『ですが「けど」.........ん？』

_______私が何か言いかけた時、ジェームズが話を遮ってきました
今まで私の話を遮らなかったジェームズが初めて遮ったので思わずハッと顔をあげます
その様子を見ていたジェームズは再び口を開きました

「そんなの関係ないさ。リーマスはリーマスだ。そうだろう？相棒」

「当たりめぇだろ」

『まあ...二人共...』

_______ジェームズとシリウスは口々にそう言った後、顔を見合わせてからニヒッと悪戯っぽく笑っていました
さすが...魂の双子だと呼ばれるだけあって似た者同士ですね...
その後に続く様に黙って話を聞いていたアイオラが静かに立ち上がり、アイオラに続く様にピーターも慌てて立ち上がっています