【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ49)

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333話ページ49

_______お母様の言葉を聞いた私は『...そうですね』と返事をした後、四人の様子をチラッと見るとそれぞれ不思議そうな顔をしていました
紅茶を飲んでいた私はイスから立ち上がり、部屋の扉を開けます

『皆さん、私についてきて下さい』

_______私がそう言った途端、紅茶を飲んでいたアイオラがイスから立ち上がり、私の所へ来てくれました
ジェームズ達が後ろからついてきているのを確認しながら、少し遠い所にある客室を目指します
まあ、私の家の中は広いのでかなり迷ってしまうのも無理はない話ですけどね(苦笑

「ねぇ、何処に行くんだい？A」

『来て欲しい場所はもう少し先ですよ......手紙でも言ったじゃないですか？貴方達にどうしても話したい事があります。これは...とても重要な事ですので...』

「ふ～ん...そうかい。まあ僕はAの行く所なら何処にでもついていくけどね！」

_______ジェームズの問いかけに私は静かに答えた後、ジェームズは何故か嬉しそうな顔でそう言ってきました
嬉々としてついてくるジェームズにシリウスが呆れた様にため息をついているのが聞こえ、アイオラは呆れた顔をしています
そして、やっと見えた人気のない客室の中に入り、五人に向かい合って腰をかけます
ピーターは三人と違って落ち着きのない様子でしたが、少し真剣で静かな空気の中、私は口を開きます

『......皆さんはリーマスの事をどう思っていますか？』

_______私が物静かな声で四人に問いかけた途端、ここにいない仲間の名前が出た事で四人はそれぞれに顔を見合わせていました
いきなりこんな事を言われたら、誰だってそんな反応をしてしまいますからね...

「少し黒いけど...優しくていい友達だよ！」

「だな、仲間だ」

「え、えっと...優しくて...あの...格好良いと思うよ」

「苦いものが苦手で甘いものが大好きな男の子ですわ」

_______ジェームズ、シリウス、ピーター、アイオラがそれぞれの意見を述べてくれました
まあ、確かにその通りなのですがちょっと違いますね...
私とした事が...つい...言葉足らずでした...

『まあ、みんなから見ればリーマスは確かにそんな感じですね。......ですが、私が言いたいのはそう言う事ではなくて......何か違和感を感じませんか？』

_______私は何か違和感をないかと静かに問いかけた途端、四人は再び顔を見合わせてから、最初にジェームズが何かを思い出したかの様に頷いてくれます

「よく体調を崩すし...病弱という感じがあるね」