【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ47)

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331話ページ47

「僕、ジェームズ･ポッターと申します！お義父様、Aさんを僕に下さい!!」

「お義父様と呼ぶな!!うちの子はやらん!!」

「何ですって!!?いや、いつか必ずAさんを僕のものにしてみせます!!」

_______何だか私の話でお父様とジェームズがギャーギャーと茶番を繰り広げていますね
浩司おじ様は呆れた顔で「兄さん...大人げない...」とぼやいていました
シリウスはと言うとお母様、メアリーおば様、浩司おじ様に話しかけています

「えーっと......シリウス・ブラックです。Aとは仲良くさせて貰ってます」

「シリウス君は代々スリザリンの純血家系であるブラック家の伝統を破るなんて凄い勇気があるんだね。これはなかなかできない事だからもっと自分に誇りを持ってもいいよ？」

「そうね。私もエレーナの家も代々スリザリンの純血家系だけど、私はお母さん...Aの母方のおばあ様と同じレイブンクローなのよ？シリウス君、血や家柄に縛られない様に過ごせる事を私達は応援しているわ」

「これからは寮関係なく、うちの子ともっと仲良くしてあげてね？」

「ありがとうございます！コウジさん、メアリーさん、エレーナさん!!」

_______シリウスが自分の名前と私と仲良くしている事を話すと浩司おじ様がシリウスを勇気があると褒めていて、メアリーおば様は血や家柄に縛られない様に過ごせる事を応援していると言っていて、お母様から私ともっと仲良くしてと聞いた途端、シリウスは凄く嬉しそうな顔をしていました

「えっと...あの、ありがとう...」

「いえ、そんな滅相もございません。何せA様のご友人様ですから、ごゆっくりどうぞ」

「......あ、あの、ありがとう」

_______チラッと見てみるとペコペコと頭を下げるピーターに屋敷しもべ達が取り囲む様にして構っている様子が見受けられました
お父様達と合流できたのはよかったのですが、何と言うかとても騒がしいです(苦笑
まあ、皆さんが楽しそうなのでいいんですけどね
私はと言うと、アイオラと一緒にみんなの会話を聞きつつ、紅茶を飲みながら耳を傾けています

『すみません、騒がしくしてしまって...』

「平気ですわ。ジェーが私の家に遊びに来る時もこのくらい騒いでましたもの」

「あぁ、A!!紅茶を飲む姿も本当に素敵だね!!まるで女神の様だ!!アイオラと並ぶとさらに美しい!!」

_______いつの間にか私達の目の前に来ていたジェームズが両手を天の方へ上げながらそう言って目を輝かせています