【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ46)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:17,734 hit

330話ページ46

_______ちなみに何で来たのかと問いかけると四人揃って煙突飛行粉で来たと答えてくれました
ジェームズは私の姿を見た途端、一息を全く噛まずにこんな事を言ってきたので驚きを隠せません
私が驚いている間にジェームズが抱きつこうとしていましたが、シリウスが止めています

「......うるさいぞ、ジェームズ」

「はしたないですわ、ジェー」

「でも、何でアイオラもシリウスもピーターもいるんだい!!?僕はてっきり君から愛を...あっ、そうか！これは最後で......」

_______シリウスとアイオラが口々にそう言って注意をしていますが、ジェームズは色々と勘違いをしつつ、何やら呟いています←
シリウスは呆れた様にため息をついていて、アイオラは額に手を置いて顔を隠しており、ピーターは生まれて初めて見る豪邸にガチガチと緊張しながらも辺りを慌ただしく見回しています

『皆さん、ミヤノ屋敷にお越し下さり誠にありがとうございます(ﾍﾟｺｯ』

「ミヤノ屋敷へようこそ。A様のご友人御一行様」

_______私がそう言って軽くお辞儀をした後、屋敷しもべのジャルファ、ラリアス、ライローレ、アミローサが私のサイドに並んで同じ様にお辞儀をしています
ピーターは初めて見る屋敷しもべにオドオドしていました

『堅苦しい挨拶はここまでにして......奥でお父様とお母様、浩司おじ様とメアリーおば様がお待ちしております。どうぞ中にお入り下さい』

_______私がそう言った途端、ジェームズは急にキリッと前を向いたかと思えば髪を手櫛で直しており、眼鏡をかけ直しています
何をやってるのでしょうかと不思議に思っているとジェームズが口を開きました

「よし、行こう!!初めての正式な挨拶だ。僕のお義父さんとお義母さんに「何を勘違いしてやがる」あだっ！」

「......そう言えばA、リーマスはどうなさったんですの？」

「な、何で僕達だけ......？」

_______ジェームズがそう言った途端、シリウスによって殴られ、喧嘩をしてしまいました
二人の再従兄弟の様子を見ていたアイオラはスルーしており、リーマスがいない事を問いかけ、ピーターも控えめに問いかけてきました
その言葉を聞いた私は穏やかにしていた表情をすぐに変えます

『その件について後で詳しく話します』

_______私が真面目な顔をした事で四人は不思議そうな顔で見つめてきます
その後、みんなをお父様達のいる所へ案内した途端、ジェームズはお父様を見つけると何やら話しているのが分かりました