【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ39)

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323話ページ39

_______アレと言うのはきっとこの屋敷の何処かにからくりでも作っているのでしょう...
ジェームズ達を陥れる様な...後で私も仲間に入れて貰いましょう(笑
友達をからくりで驚かせたいと言えば、浩司おじ様もきっと協力してくれると思いますしね

『美味しそうですね...!!』

_______部屋を出て一階に下りると目の前の豪華な料理に思わずため息が出てしまいました
クリスマス料理が定番なのですが、和食にアレンジしている為、驚きです
今日はちらし寿司、手巻き寿司、すき焼きと言うクリスマスに相応しい和食でした
和食が恋しくなる私にとって嬉しいものです
既にお母様とメアリーおば様、浩司おじ様がそれぞれのイスに腰をかけました

「ふふ、厚司さ～ん！ご飯よー！」

_______お母様が大声でそう言いましたが、お父様は一向に来る気配がありません
メアリーおば様は静かに瞳を閉じていて、浩司おじ様は呆れた顔をしています
なかなか来ないお父様にイライラしたのかお母様は杖を取り出しました

「アクシオ(来い)！お父さん！」

_______お母様がそう言った途端、物凄い勢いでお父様が吹っ飛んできましたが、急所をぶつけたのか青白い顔で転がっています
浩司おじ様は「エレーナの呼ぶ声に気づかないから悪いんだよ」と言って呆れた顔をしていました

『......あ、あの、お父様？夕食なので一緒に食べm(「食べるよ！A」そ、そうですか(苦笑』

_______私がそう言いかけた途端、お父様は即答でそう言った後、すぐイスに座りました
この頃よく思うのですが、お父様がジェームズに似ているなあとつくづく思ってしまいます
まあ、似た者同士って奴ですかね(苦笑

「今日も美味しそうな料理だね！」

「当たり前じゃない」

「うっ」

_______お父様がそう言った途端、お母様は何を言ってるんだこの人はと言った表情でピシャリと言うと、お父様は言葉をつまらせています

「コラコラ二人共、可愛い姪っ子の前で下らない事をするのは止めなよ。二人共、もう子供じゃないんだから...」

「浩司さんの言う通りよ。せっかくのクリスマスが台無しになりかけたじゃない」

「「すみませんでした」」

『まあまあ...そのくらいにしましょう(苦笑』

_______浩司おじ様とメアリーおば様の正論にお父様とお母様は二人に謝罪をしていて、私は苦笑いを浮かべながらそう言って止めました
その後、夕食を食べているうちに雰囲気が穏やかになったので安心しました
今日はプレゼントを開けてばかりの一日でした...