【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ36)

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320話ページ36

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今度1月4日にブラック家主催のダンスパーティーがあるの。
ドレスは私、ベラ姉さん、アン姉さんからよ。
貴女に似合うドレスを選ぶのに色々と迷ったけど三人でこのドレスを選んだのよ?
もし予定があるのなら無理にとは言わないけど予定がなかったら、このドレスを着て、ぜひブラック家に来てね。
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『ありがとうございます...ベラ、アン、シシー...(微笑』

_______私は微笑みながらこの場にいないベラ、アン、シシーの事を思い浮かべながらお礼を言いました
シシー達からのプレゼントの隣にルシウスからのプレゼントもあり、開けてみると私の髪の色をモチーフとした綺麗なブルートパーズのネックレスが入っていました
さすがブラック家とマルフォイ家...他のスリザリン生に負けないくらいですね(苦笑

『あっ、さっそくダンスパーティーの返事を書かなくては...！』

_______私は返事を書こうとした時、ハッと我に返りました
ミヤノ家主催のダンスパーティーが1月7日にあり、12月30日からはジェームズ達が家に来ます...
1月4日はその期間中ですから...ダンスパーティーに行くのは厳しいですね
そもそも年明けはお父様達がよく初詣やお参りに連れて行ってくれますし、確実に行くのは不可能である事が一目瞭然です
これは私の推測でしか過ぎませんが、シリウスはそのダンスパーティーに出たくなくて抜け出してきたと言う事になります
『ぜひ行かせて』とまで書いた羊皮紙をくしゃくしゃにして丸めてから捨て、新しい羊皮紙を出しました

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素敵なドレスを贈って下さり、ありがとうございます。
とても綺麗でしたので思わず見とれてしまいました。
ダンスパーティーの件なのですが、ちょうどその日は両親や叔父夫婦と一緒に日本へお参りする予定がありますので本当に申し訳ないのですが、お断りさせていただきます。
ですが、来年はまたぜひ誘って下さい。
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_______そんな風に書いた後、セイレーンに手紙を持たせ、羽ばたいていく姿を見送りました
せっかく誘って下さったのにあっさりと断ってしまうのは......何だか胸が痛くなりますね...
ですが、お参りに行くというのも事実なので凄く複雑な気持ちです
少し罪悪感を持ちつつ気持ちを切り替えました