【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ34)

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318話ページ34

『.........相変わらず見た目とのギャップが凄いですね』

_______不意にドキッとしてしまいました
アイオラは可愛らしい容姿をした女の子なのに私を守ったり、こんな風にドレスを贈る姿は本当に格好良いです
私もアイオラには、アイオラだけには本当に叶いません(苦笑

『...アイオラ、ありがとうございます』

_______このドレスはダンスパーティーの時に着させて貰いましょう
次に隣にある白色のリボンで綺麗に結ばれた緑色の長方形の箱に手を伸ばします
添えられたメッセージカードには『Merry X'mas』と書かれていました
今度はどなたのものでしょうか...？
リボンをスルスルと解き、箱の蓋を取りました
中に入っていたのは___

『えっ...こ、これは...！』

_______蝶柄と黒百合の入った白色の着物に紫色の薔薇の刺繍が入った黒色の袴、黒色のブーツが入っていました
私が日本人とイギリス人のハーフだと知って着物と袴を贈ってくれたのでしょうか？
いったい誰がこれを...あっ！
中に手紙が入っていて『ジャパンから取り寄せたキモノとハカマのセットを贈らせていただきます。Aに似合うと思って蝶々の柄にしました。今度、着た姿を見せてね。』と書かれていて、下の方を見てみると丁寧に『Druella Rosier』と書かれていました

『まさかエラがわざわざ日本から着物と袴を取り寄せてくるとは...想定外です...ですが...贈って下さり、ありがとうございます(微笑』

_______私は微笑みながらこの場にいないエラに向けてお礼を言いました
その後、モリーからは手作りのセーターが贈られ、アーサーからはフォークやスプーン等の食器の詰め合わせが贈られてきました
今度、モリーのセーターを着てみましょう

『モリー...アーサー...プレゼントを贈って下さり、ありがとうございます』

_______今、この場にいないモリーとアーサーにお礼を言いました
ピーターからのプレゼントは紫色で蝶々のアップリケとレースのついたハンカチでした
とても可愛らしく、吸水力のいい生地が使われているのが分かります

『ありがとうございます...ピーター...(微笑』

_______私は微笑みながらこの場にいないピーターにお礼を言った後、ハンカチをポケットの中にしまいました

ちなみにピーターは自身の有り金のほとんどをはたいてそのハンカチを選んだおかげで他の人のプレゼントの手を抜いてしまったらしいが、それは別の話である←

『......おやおや、まだこんなにプレゼントが残っているとは想定外ですね』