【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ32)

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316話ページ32

『......ジェームズ、花束を送って下さり、ありがとうございます/////』

_______私はこれらの花言葉の意味を分かってしまい思わず頬を赤く染めつつ花束を抱きしめながらこの場にいないジェームズにお礼を言いました
花束をいったん元の場所へ戻した後、再びクリスマスツリーに目を向けると先ほどジェームズからのプレゼントがあった場所に綺麗にラッピングされた箱がありました
気になったので何となく手に取ってみるとメッセージカードが挟まっています
そのメッセージカードにはシンプルに『最高のクリスマスを。』とだけ書かれていました

『これはどなたからでしょうか...？』

_______差出人の所を見てみると『S.B』と書かれていました
シリウス・ブラック...ですね！
差出人をイニシャルで書く所はシリウスらしいと思いつつ、丁寧にリボンを解きます

ｶｻ...

『...！綺麗...！』

_______開けてみると中身はキラキラと煌めくダイヤモンドの埋め込まれたネックレスでした
ネックレスはクッションの上に丁寧に置かれていてダイヤモンドが傷をつかない様、慎重に取り出し、光にかざすとよりいっそうキラキラと輝いています
しばらくうっとりと見つめてから、首にかけてみました
かけてみると服越しから少しの重みとひんやりとした感触が伝ってきます

『...シリウス...ありがとうございます...』

_______この場にいないシリウスにお礼を言った後、次にボコボコとした白色の袋を手に取り、よく見ると少し大きめで赤色のリボンで飾ってありました
リボンを解いて中を開くと袋の中にはたくさんのお菓子が詰められています
お菓子の一番上に置かれていたメッセージカードには『メリークリスマス』と丁寧に書かれていましたが、差出人の名前はありません
まあ、これを送った人物が誰なのかだいたい予想はつきました
お菓子の詰め合わせを送ったのはリーマスですね
名前を書き忘れたのか......もしくはわざと書かなかったのかまでは分かりませんが、お菓子の詰め合わせと言う所はリーマスらしいなあと思いました

_______お菓子は後で食べるとして次に桃色の包みのプレゼントを手に取ります
よく見ると白いリボンで飾られていて、添えられたメッセージカードには『Happy Merry X'mas Lily』と書かれていました
中身は__リップスティックとグロスですね！
どうして知っているのかと言うと、その理由は前にお母様とメアリーおば様がよく使っていましたので塗り方とかは教えて貰いましたので知っています