【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ4)

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288話ページ4

_______エラの話を聞いた私とアイオラは思わず顔を見合わせた後、エラの方を見ます
リリーはと言うと何の事か分からず首をかしげていました
後でエラの家の事情を軽く説明しておいた方が良さそうですね...

『エラのお父様とお母様は何をしているのですか？』

「私のお父様は家柄を気にせずに魔法省で働いていて、お母様も同じ様に家柄を気にしないで闇祓いをしているの。ほら、私のファミリーネームってロジエールでしょう？ちなみにお母様の旧姓はヤックスリーよ」

_______ロジエールにヤックスリー...？
何処かで聞いた様な気が......あっ、そっか！
エラの所は聖28一族の一つの家柄でしたね
まさか、エラのお母様も聖28一族の一つの家柄で生まれ育った事には驚きましたよ...
確か...父方のロジエール家も母方のヤックスリー家も10代以上続いているとエラから聞きましたし

「ロジエール家もヤックスリー家も代々スリザリンの純血家系だけど純血主義ではない私やお父様、お母様は父方と母方の祖父母や親戚から異端児扱いされているの」

「どうして？家族なのに...」

_______エラが両親の事は楽しそうに話していましたが、祖父母や親戚の話をした途端、少しだけ悲しそうな顔をしていました
その事に気づいたリリーは何故なのかと問いかけています

「家族だからこそ純血主義の思想に賛同しない親戚が一人でもいると他の家に嫌味などを言われる可能性が高いから、それを気にして嫌がるのよ。その理由はAとアイオラは知っていると思うけどお父様はロジエール家で唯一のレイブンクローであり、純血主義ではないの。お母様もスリザリンだけど純血主義ではなく闇祓いでマグルにも寛容的だから血を裏切る者呼ばわり...この理由ならすぐに分かるでしょう？」

「あっ...そうだったの...私ったら知らずに軽はずみに問いかけるなんて...ごめんなさい」

「いいのよ。気にしないで(微笑」

_______エラの説明を聞いたリリーは申し訳なさそうな表情で謝罪しているとエラは全く気にするそぶりを見せず、柔らかく微笑んでいます
......では、一か八かエラも私の家のパーティーに誘ってみますか！

『あっ！話を変えて申し訳ないんですけどエラとリリーにどうしても伝えたい事がありました。お二人がよろしければクリスマス休暇に宮野家が主催するダンスパーティーに来ませんか？アイオラも参加しますし、私の友達として招待します』

「ミヤノ家のダンスパーティー!?それっていつ開催するの!?」