【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ30)

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314話ページ30

『......ん...』

_______すっかり軽くなったまぶたを開き、ベッドに座ったまま背伸びをしました
時計を見ると時刻は朝の7時になっています
どうやら私は安心してぐっすりと寝てしまったみたいですね(苦笑

ｶｻ...

『おや...？』

_______手をベッドに置こうとした時、何かに手が当たってしまいました
何にぶつかったのでしょうか...？
そう思いつつ目を向けると、そこには赤色のリボンがついた白色の箱があります
そう言えば、今日はクリスマスでしたね...すっかり忘れてしまいましたよ(苦笑
赤色のリボンを丁寧に開け、中身を確認します

『...！これは...』

_______私は思わず声を漏らしつつ、中身を見ると新しい本が入っていて、しかもよく見ると本が八冊ありました
『動物もどき(アニメーガス)の種類』と『悪戯や治療にも使える魔法薬の最新版』『魔法界の料理レシピ』と『和食の料理レシピ』『天文学のための夜空観察日記』『88星座図鑑』『純血一族一覧』『魔法界の年表とマグル界の年表』
一部は最近の新作で残りはわざわざ日本から取り寄せてきたのでしょう...
どれも私の好きな分類の本なので、お父様、お母様、浩司おじ様、メアリーおば様にお礼を言おうと階段を駆け下ります

『お父様、お母様、浩司おじ様、メアリーおば様。クリスマスプレゼントを贈って下さり、ありがとうございます(微笑』

「Aーーーーーッ！どういたしまして!!Aの為なら天の果てでも地の果てでも行くからねーーーっ!!」

_______私は階段を駆け下りる際、四人に向けて落ち着いた声で微笑みながらお礼を言った途端、何故かお父様に抱きつかれ、頬擦りされました
お父様は相変わらずですね...(苦笑
そんなお父様に苦笑いを浮かべつつ、何とか受け止めます
その後、浩司おじ様によって引き離されたお父様はぶつぶつと浩司おじ様に文句を言っていましたが、お母様に怒られ、しょんぼりしていました←
まあ、いつもと変わらないのであまり気にしていませんけどね(苦笑

_______ふと顔を上げると綺麗に飾られた大きなクリスマスツリーがあり、その周りにはたくさんのプレゼントがありました
うわぁ...これは凄い量ですね(苦笑

「本はおじさんとおばさん、それにお父さんとお母さんからだよ」

「まだ他にもたくさん来てるわよ？」

_______浩司おじ様とメアリーおば様が口々にそう言ってプレゼントを指で指しながら教えてくれました
お母様に怒られているお父様をスルーして、プレゼントに駆け寄ります