【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ28)

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312話ページ28

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親愛なるAへ
拝啓、手紙を送ってくれてありがとう。
こっちも全く変わりはないよ。
クリスマス休暇をとても満喫してるかな。
Aはどんなクリスマス休暇を過ごしてるんだい?
くれぐれも風邪を引かない様に。
本当はAに会えたらこの冬は最高だと思うんだけどね。
もちろん12月30日の事はOKだよ。
でも僕は前も言った通り、正装とか持っていないんだ。
だからお世話になるから...よろしくね。

ところで、Aは何が好きなんだい?
食べ物でも、生物でも、やる事でも...何でも。
ちなみに知っているだろうけど、僕はチョコレートが大好物さ!
まあ、だからっていう事はないんだけど。

それじゃあ、また30日に会おう。
リーマス・ルーピン
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_______そう...私が違和感を感じた文面は後半の部分です
前半はみんなと同じ様な文面だったので違和感を感じなかったのですが、後半は【人狼】を隠すかの様に話題をそらしているからです
しかも酷く動揺していた様に字が震えており、太さがバラバラである事も気になりました
まあ、秘密はいつかバレるものだと浩司おじ様が仰っていましたし、リーマス本人が人狼である事を自分から打ち明けてくれるのを待ちましょう
リーマスの手紙を封筒の中に入れた後、私はこの事をジェームズ達にも話しておく必要があると考えました

『...ん......』

_______ふと目を開けると辺りは暗くなり、空には星が覗いていました
大きく背伸びをすると全身が何故かポカポカと暖かく感じます
......私ったら、いつの間にか眠ってしまっていたのですね...
肩をチラッと見るとタオルケットがかかっています
きっとかけたのはお母様かメアリーおば様、もしくは浩司おじ様ですね...
凄くありがたいと思いながら部屋を出て、一階に下りました

『お母様、メアリーおば様、今日の夕食は......って、お父様......いったい何があったんです？(汗』

_______お母様とメアリーおば様に今日の夕食は何かと聞こうとした時、お父様は青白い顔でうつ伏せになっていて、しかも魂が抜けかけているのが分かりますね(苦笑
イスに座りながら日刊予言者新聞を読んでいる浩司おじ様はチラッとお父様の事を見た後、蔑んだ目で見ていました←