【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ16)

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300話ページ16

クリスマス休暇が入った翌日のクリスマスイブ__

_______私は基本的に課題など面倒なものは先に始めてしまうタイプなので特にやる事もなく、ヴィーナスやメリュジーヌと戯れていました
もし夏休みならセイレーンの背中に乗ってそこら辺を冒険したりするのですが、残念ながら今の季節は冬なので外に出るにはかなり肌寒く、空中散歩なんて論外です
ちなみにお父様とお母様、浩司おじ様とメアリーおば様はダンスパーティーの招待状を書いていますよ？

[そう言えばA、貴女はダンスパーティーの招待状を書かないの？]

_______私の膝の上でゴロゴロとしているヴィーナスが私の目を見ながらそう言ってきました
そう言えば、ヴィーナスもあの頃と比べるとかなり大きくなった様に見えます
私も大きくなればなるほどヴィーナスも成長する証拠になりますからね

『[そうですね...私もそろそろ書かないといけませんからね]』

_______身体に巻き付いているメリュジーヌをいったん首にかけた後、自分のイスに腰をかけながら羽ペンを手に持ちました
まずは誰から書いた方がベストでしょうか...
あっ、近くにヴィーナスとメリュジーヌがいるので聞いてみましょう

『[誰から書いた方がいいですかね？]』

[そうね...最初はドゥルーエラからでいいんじゃないかしら？]

[私も女の子から先に書いた方がいいと思うわ]

_______私がヴィーナスとメリュジーヌに問いかけた途端、二匹は最初に書くのはアイオラの方がいいんじゃないかと答えてきた為、まず最初にエラから書く事にしました
あっ、エラが家に来る事をジェームズ達に伝えるのを忘れてしまいましたが、きっと分かってくれる事を願っています

『[ジェームズ達...エラの事を嫌ったりしますかね？]』

[そうね...でも、スリザリン生だからと言って偏見を持つのはよくないわ]

[ドゥルーエラはあの子達(ジェームズとシリウス)が嫌うスリザリンだけど、他のスリザリン生と比べると純血主義ではなかったみたいだし、純血家系に誇りを持とうとしなかったくらいだもの。きっとドゥルーエラの本質を知れば、あの子達もきっと分かってくれるはずよ]

_______私はジェームズ達の事を思い浮かべたまま、エラの事を嫌ってしまうのかと二匹に問いかけた途端、スリザリンだからと言う理由で偏見を持つのはよくない事やスリザリンでありながら純血主義ではない事や純血家系に誇りを持とうとしなかった事もあり、エラの本質を知ればきっと分かってくれると答えてくれました