【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VII (ページ15)

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299話ページ15

_______ドレアさんはシリウスの従伯母に当たる人だから血縁者として心配しているのですね...
許嫁がいたのにも関わらず、チャールズさんと結婚した事がきっかけでブラック家からあまりいい印象を抱かれていないとベラから聞きましたし

「大丈夫ですわ！シリウスは相変わらず元気に過ごしていますわよ？」

「そうそう！僕と一緒に悪戯とかするくらい元気だから！」

「そう...それはよかったわ(微笑」

_______アイオラとジェームズの言葉を聞いたドレアさんは嬉しそうに微笑んでいました
この事をシリウスに教えたら、きっと喜ぶでしょうね...

『シリウスはジェームズと一緒に悪戯をする時は穏やかな雰囲気になってますよ？』

「そうだったの...ジェームズが一緒だからこそ自分らしさを出せるのね」

_______黙って話を聞いていた私もシリウスの事を話せば、ドレアさんは嬉しそうな顔でそう言ってくれました
ブラック家でシリウスの事を心配してくれる人はアルファード様やアンの他にドレアさんも優しい方なのだと分かります

『ただ、家の事を話題にされると嫌悪感を示していますけどね(苦笑』

「あの子が嫌悪感を示してしまうのは無理もないわ。オリオンならともかくヴァルブルガは昔からヒステリックで些細な事でもすぐに怒る子なのよ」

「「へぇ.../まあ...」」

_______私は苦笑いを浮かべながらシリウスが家の事を話題にされると嫌悪感を示していると伝えた途端、ドレアさんは嫌悪感を示してしまうのは無理もない話である事やシリウスのお母様であるヴァルブルガ様は昔からヒステリックらしく些細な事でも怒る方だそうです
話を聞いていたジェームズとアイオラは思わず声を漏らしていました

※ドレアは本来、ヴァルブルガの父・ポルックスの妹ですがここでは従姉妹設定である為、カシオペアの娘になっています

_______話が盛り上がっている間にお父様とお母様が来て、ジェームズの両親やアイオラの両親と楽しそうに会話しており、リリーはどうしたのかと聞くと浩司おじ様とメアリーおば様が家族の元まで送っていったそうです
リリーもきっと家族に会えて嬉しく思っているはずですし...
その後、浩司おじ様やメアリーおば様が戻ってきて、学生時代の頃の話に花を咲かせたのかさっきより盛り上がっていました

「何だか私達よりお父様達の方が盛り上がってますわ」

「まあ、父さん達も学生時代の友人に会えて嬉しかったんだろうね」

『そうですね...いつも以上に盛り上がってますし』