246話 ページ10
『これは...かけられた物が青色になる薬ですね』
「まあ！危うく私までもが青色に染まってしまう所でしたわ！」
_______私は壁にへばりついている液体を静かに見つめながらそう言った後、ジェームズに話しかけました
その言葉を聞いたアイオラは驚きながらそう言った後、同じ様にジェームズ達を見ています
「大正解！これは新作の悪戯だよ。よく分かったね!!さすがアイオラに僕のA!!」
_______ジェームズがそう言ってビヨーンと私に飛びついてきましたが、ジェームズの首根っこをシリウスが掴んでいます
この光景をまた見てしまうとは...デジャブと言う奴ですね←
「馬鹿かてめぇ、さりげなくAに抱きつこうとしてんじゃねぇよ！」
「あらシリウス君、嫉妬？(裏声」
_______シリウスは何故かジェームズに怒りながらそう言っていました
その言葉を聞いたジェームズは声を裏返らせて女子の様に手に口を当てています
シリウスが嫉妬って...何だか意外ですね←
「きめぇよ!!」
_______シリウスはそう言ってバシッとジェームズの後頭部を叩くと、ジェームズはそのままズテンッと転けました
今のはさすがに痛そうですね...
だ、大丈夫でしょうか...？
『ジェ、ジェームズ...大丈夫ですか...？』
「Aに心配された!!ヤッターーーーッ!!」
_______私の心配とは裏腹にジェームズはバッと立ち上がりながらそう言った後、物凄いスピードで走って行ってしまいました
......元気になってくれたのはよかったんですがね(苦笑
『おやおや...物凄いスピードで行ってしまいましたね...』
「気にしなくていいぞ？」
ﾊﾟｼｯ
「そうだよ」
ﾊﾟｼｯ
_______私が不思議そうな顔でそう言った途端、何故かシリウスが左手を、リーマスが右手を掴んできました
「「......(睨」」
『......(汗』
_______シリウスとリーマスがそれぞれの手を掴んだまま火花をバチバチさせながら睨み合っており、その光景を見た私は思わず呆れた顔をしてしまいました
これって完全にデジャブですよね...(苦笑
ピーターに二人を止めてと見つめれば、ピーターが何とかして止めようと慌てていますが、二人は止まる気配がありません
「ピーター、少し退いて貰ってもよろしくて？......喧嘩はお止めなさい。Aが困っているのが分からないんですの？(睨」
_______アイオラがピーターにそう言った後、二人の肩を掴んで離してくれました
しかし今まで見た事のない様な冷たい眼差しで二人を思いっきり睨んでいます
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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作者名：黒羽明菜 | 作成日時：2020年12月20日 15時
