【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ46)

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282話ページ46

_______ジェームズがニヤリと微笑みながらそう言ってきました
どうやら夕食の時に生徒のご飯に混ぜるつもりみたいですね

『分かりました。明日には作り上げますね』

「助かるよ！さすが僕のA！」

「てめぇのじゃねぇだろ」

_______私が本を持ちつつ、イスから立ち上がるとジェームズが作ってくれると助かると言った後、自分の恋人の様な発言をしてきました
そこは相変わらずですね...(苦笑
シリウスはそんなジェームズに私はジェームズのものではないと否定しています

「A、私も手伝いますわ！」

_______アイオラも同じ様にイスから立ち上がってこう言ってきました
アイオラがいるととても心強いですね...
その言葉を聞いた私は『ありがとうございます』とお礼を言いました
ミヤノ寮へ行くべく、グリフィンドールの寮の扉に手をかけた時、ある事を思いつきます
それは...

『あっ、皆さんに言い忘れていましたけど今後、私達はセブルスに仕掛ける為の薬は作りませんから』

「今回ばかりは私もAの味方になりますので」

_______私達は四人に向けて振り返った後、そう言い残しながらミヤノ寮へと向かいました
リーマスが少し安堵した様な表情になっていた事には気づきましたよ(笑

『......ッん...』

_______ミヤノ寮で静かに眠っていたその時、軽くなったまぶたを開きました
目の前は真っ暗でヴィーナスもメリュジーヌも静かに眠っています
真夜中のAM 2:00に目が覚めてしまいました
いつもならこの2時間後に目が覚めるはずなのです
もう一度眠るのもいいかと思いましたが、目が完全に冴えてしまっていました
真っ暗な中、ヴィーナスとメリュジーヌが目を覚まさない様にするべく音を立てぬ様にスッとベッドを出ます
私は誰にも気づかれない様に静かにミヤノ寮を出ました
普通なら規則違反なのですが他の寮の監督生も先生方もみんな眠ってしまっています
しいて言えば、起きているのは見回りの先生だと思いますが、今は全くそんな事を考えていませんでした

『.........そう言えば、あの悪戯は成功したみたいですね(笑』

_______そう、ジェームズに作って欲しいと言われた『心が悲しくなる薬』を夕食の時、生徒達のご飯に入れた結果、お通夜の様にどんよりしていたり、落ち込んでいる生徒達がいたので量が少なくても効果は抜群です
悪戯の被害を受けていない生徒達は悪戯の被害を受けた生徒達を見て何事かと思って首をかしげていましたけどね(笑

『...ハァ...』