【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ44)

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280話ページ44

_______あの後、私は速攻で解除薬を作り上げ、何とかセブルスの声を取り戻す事ができました
私がいない間にリリーとエラが仲良くなっていたので驚きましたが、寮関係なく仲良くなったいい事なのでアイオラと共に優しく微笑みました
リリーとセブルスはその後、私達とは別の方向に行く事となり、エラはスリザリンの寮へと帰って行き、私はアイオラと一緒に帰ります

『......っ...！』

「A...」

_______ジェームズ達は...いったい何でそんな事を......ッ...!!
下唇を噛み締めながら切れ長の目を細めつつ、やりかけの魔法薬学の羊皮紙を穴が空いてしまうのではないかというほどに睨みました
その気持ちを察したアイオラが私の手を優しく手に取ってくれます

『...ハァ......』

「A...私も同じ気持ちですわ...いつもはあの二人の悪戯の事に関しては許してばかりいますが、今回ばかりは許しませんわ！(怒」

『アイオラ...』

_______私が静かにため息をついているとアイオラはジェームズとシリウスがセブルスにした仕打ちを許せないと怒っており、いくら身内でも限度があると思っていたみたいです

「A...アイオラ...」

『「...リーマス......」』

_______背後から少し沈んだ声が聞こえてきました
その聞き慣れた声に私達はゆっくりと振り返るとリーマスがいて、バツの悪そうな顔をして立っています

「ごめん...A、アイオラ...僕...」

『......いいのですよ。これはリーマスの所為ではありません』

「それにジェーとシリウスの悪戯は今に始まった事ではありませんし、止められなかった私にも非がありますわ」

_______リーマスの言葉に私はリーマスの所為ではない事を伝え、アイオラは二人を止められなかった自分にも非があると伝えた途端、リーマスは何も言えずうつむいたままでした
リーマスはあの二人を止める事ができなかった事を気にしているみたいですね...

「だけど...止められなかった...」

『謝らないで下さい。私達は別にリーマスの事を責めるつもりはありませんから(苦笑』

「......ジェーとシリウスにどうしてMr.スネイプにあんな事をしたのか理由を聞く必要がありますわね」

_______悔しそうにそう言って床を見つめるリーマスに私は苦笑いを浮かべながらそう言った後、アイオラは腕を組みながらそう言ってジェームズ達に理由を聞こうとしていました
私もジェームズ達がどうしてあんな事をしたのか少し気になりましたからね