【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ41)

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277話ページ41

_______え......？これはいったいどう言う事でしょうか...
私には全く理解ができませんでした
何故こうなっているのですか？
何故お互いに睨み合っているのですか？
疑問ばかりが頭の中で飛んでいきました...
セブルスの髪に滴っているのは水...ですか？

_______何故ジェームズ達はセブルスとリリーに杖を向けているのですか？
何故セブルスとリリーはジェームズ達を睨んでいるのですか？
何故アイオラとエラはジェームズ達に杖を向けながら睨んでいるのですか？
頭の中を整理しようと息を吐きましたが、私の頭は一向に収まる気配がありませんでした

「_______！____！」

_______何故か耳に声が入らなくなるほど頭の中はパンク寸前でした
......あぁ、何だか頭の中がごちゃごちゃしてきました！
ジェームズが杖を振り上げた瞬間、私の体は勝手に動いていました

『プロテゴ！(護れ！)』

_______私はお互いの境にシールドを入れました
一同の視線が一気にこちらに向きます

「...っ...A...！」

『......これはいったいどう言う事ですか？』

_______リーマスが私の名前を呼びましたが私は切れ長の目を細めつつ冷たい眼差しで全員の顔を見回しながらこう言いました

「見ての通り、悪戯さ」

「こんなの悪戯とは言いませんわよ！」

「そうよ。これは悪戯ってレベルじゃないわ！」

_______ジェームズがそう言ってリリーとセブルスに指を指していました
その言葉を聞いたアイオラはいつもより冷たい眼差しで言い返しており、エラも賛同する様に冷たい眼差しで言い返しています
これが悪戯ですか...？
アイオラとエラの言う通り、どう見ても悪戯には見えませんよ...！

『......どう見てもこれは悪戯と言うレベルではありませんよね？まるで......貴方達がセブルスに魔法で嫌がらせをしている様に見えますけど？(怒』

_______私はあえて怒鳴らず静かに怒りを含ませつつ四人の方を見つめながらそう言いました
ジェームズとシリウスは少し顔をしかめていて、リーマスはバツの悪そうな顔をしており、ピーターはオドオドと慌て始めています

「これは嫌がらせじゃないさ！僕等はそんなつもりがあってやった訳じゃないからね！たとえAやアイオラに言われようが悪戯は止められないよ！」

_______ジェームズは当然と言った様な表情でそう言って腕を組んでいます
......これでは少し...いや、全く話になりませんね

『......とりあえず、今日はもう退散していただけますか？』