【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ40)

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276話ページ40

_______その途中でポモーナが話しながら移動をし始めたので、私はその後ろへつきながらもペースを落とさず、羊皮紙にポモーナの言葉を正確に、そして綺麗に並べていきます

「________だから、これもまた全くの別属別種の魔法薬物なのよ」

_______ポモーナの説明を聞き取り、一生懸命に羊皮紙を綺麗に並べ、話し終えた頃にはその場所はポモーナの自室へと変わり、私は二枚の羊皮紙が真っ黒になるほどたくさんの字で埋め尽くしていきました
かなり凄い事になっていますが、キチンと予習ができたので気にしていません

『ありがとうございます。とても参考になりました。大切な時間を取ってしまい、申し訳ありません』

「いいえ、全く！予習とはとても感心です！また分からない所があったら聞いて下さいな」

ふと、スプラウトの視線がAの羊皮紙に向いていた
Aの羊皮紙はその字で埋め尽くされているのを見た瞬間、大きく目を見開きながらも感心した様に頷いた

「できたら、その予習を見せてくれませんか？」

『勿論です！(微笑』

_______ポモーナにそう言われた私は優雅な微笑みで返事をした後、羊皮紙と羽ペンを手に持ちながら廊下に出ました
エラを一人にしてしまいましたが、Mr.エイブリーとMr.マルシベールに絡まれていないでしょうか？
そんな不安を持ちつつ他に何処かへ寄ると言うとか言う予定もありませんでしたのでミヤノ寮へ行く前にグリフィンドールの寮へ寄ろうと向かいました
いえ...正しくは向かうつもりでした

『おや...？何か騒がしい様な声が聞こえてきますね。いったい何があったのでしょうか...？気になりますね...』

_______その時、廊下が少しざわついている事に気づき、私は訝しげな表情をしたまま一つの角を曲がるとそこにいたのはセブルス、リリー、アイオラ、エラ、ジェームズ、シリウス、リーマス、ピーターでした
そして自身の目に映った光景はとても信じられないものだったのです...

_______セブルスは床に手をつき、ジェームズを睨んでいるのは分かりましたが、何故か髪から液体が滴っていました
リリーはセブルスの横に立ち、同じくジェームズを睨みつけていて、ジェームズとシリウスは二人に杖を向け、アイオラとエラはリリーとセブルスを庇う様にジェームズとシリウスを睨んだまま同じ様に杖を向け、ジェームズとシリウスの後ろで心配そうにしているリーマスとピーターがいました
その光景は決して楽しそうだと言えるものではありませんでした