【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ37)

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273話ページ37

「_____この間、同じスリザリン寮のクリス・エイブリーとアダム・マルシベールがあの二人に呪文をかけてみないかと言う話を聞いたんだ。エイブリーとマルシベールはMs.ポッターとMs.ロジエールを目の敵にしている。だからA、絶対にあの二人から目を離さないでくれ」

_______セブルスの言った事が事実ならこの事を伝えるべきですね
私はセブルスの言葉をこの二人に伝えようと決めました

『実はですね......』

_______私はセブルスから聞いた話をそのまま二人に伝えました
二人は私の予想通り、驚きを隠せない表情になっています
特にアイオラは彼等と同じ寮であるエラの方を心配そうに見つめた後、何かを思い出したかの様に私の肩にソッと優しく手を置きました

「そう言えばMr.スネイプはリリーや私、Aとは仲がいいですが、スリザリンだからと言う理由で他の寮から嫌われていると耳にしましたわ。しかもそれだけじゃありませんわ。Mr.スネイプは闇の魔術に詳しい事を理由にスリザリンでも異端者扱いされているとも聞きましたもの」

_______セブルスが他の寮から嫌われている事は耳にしていたので知っていましたが、まさか闇の魔術に詳しい事を理由にスリザリンからも異端者扱いをされているとは知りませんでした...
ルシウスとは普通に仲がいいみたいなので大丈夫かと思ってしまいましたが...

『話を変えて申し訳ないのですが、お二人はMr.エイブリーとMr.マルシベールにお会いした事や何か恨まれる様な事をしましたか？』

「とんでもないですわ！私、一度もそのお二人に会った事すらありませんわ。なので恨まれる様な事をした覚えもありませんし、それに会った事のない私が何故そのお二人に恨まれなければならないんですの？」

_______私がアイオラとエラに問いかけるとアイオラは二人に会った事がない事と恨まれる様なした覚えはないと答えてくれました
アイオラの言った言葉は嘘ではないですし、私もMr.エイブリーとMr.マルシベールにお会いした事すらもありませんからね
入学式の時に名前くらいしか聞いていないですけど...
なのに何故、二人を目の敵にしているのでしょう？

「私はその二人の事なら耳にした事はあるわ。Mr.エイブリーは私と同じ様に聖28一族の一つである純血家系。Mr.マルシベールは聖28一族ではないけど純血家系よ。でも、この二人はあまりいい噂を聞かないわ。何でも彼等の家族が例のあの人の思想に賛同して忠誠を誓い、死喰い人をしているとかどうとかで...」