【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ35)

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271話ページ35

『実はその時にですね__』

_______ジェームズ達とは別行動をした私はリリー、アイオラと共に朝食を取り、リリーはその後、私とアイオラのファンクラブがどうとかで何処かへ行ってしまいました
リリーはファンクラブの子達から人気がありますね(苦笑
私達の前を一人で歩いていたエラと合流し、私を中心に左隣がアイオラ、右隣にエラが並ぶ様な形でホグワーツ中をふらついています

「フフッ!!貴女のお父様は素敵ですわ!!憧れますもの！」

「本当ね。聞いてる私も微笑ましいと思うわ」

_______アイオラ、エラと一緒に笑い合っていると、ふと視界に何かの教材を持っているセブルスが入りました
だけど、何かが変だと思いました...
その何かが何なのかはすぐに分かりました

ｶﾞｯ!!

_______その時、何かが引っかかる様なそんな感じの音がして、私達が何事か辺りを見回すとセブルスが床に手をついていて何故か倒れていました
どうやら転けたらしく教材は床に散らばり、セブルスはすぐに顔を上げ、物凄い血相で何かを探し始めています
......何故、障害物も何もない場所で転けたのでしょう？
これは明らかにおかしいと感じました
ドジだからとか、そう言うのじゃない事は何となく分かりますし...

「ん...？」

「えっ...？」

_______アイオラもエラも不思議そうな顔でセブルスの方を見つめています
一度だけアイオラとエラの顔を見た後、頷いてくれたので私達は一目散にセブルスの方へと駆け寄りました

『セブルス？大丈夫ですか？』

「Mr.スネイプ、床に散らばった本をエラと一緒に集めましたわ」

「はい。Mr.スネイプ」

_______私はセブルスに声をかけた後、近くに会った分厚い本を手に取った後、セブルスに渡しました
アイオラとエラは床に散らばった教材を一つ残らずに拾い集めた後、セブルスに渡しています

「！...あ、あぁ、僕なら大丈夫だA...///それと...本を集めてくれて...その...ありがとう.........Ms.ポッター、Ms.ロジエール」

セブルスは一瞬だけ驚いた様に目を見開いたが、すぐにそっぽを向いてAの手から本を取り、床に散らばった本を集めてくれたグリフィンドール生のアイオランシと同じスリザリン生のドゥルーエラにもきちんとお礼を言っている

スリザリンを嫌っているジェームズとシリウスの様にセブルスはグリフィンドールを嫌っているが、最初に出会ったアイオランシの事はジェームズ達の様な傲慢な性格ではない事を知っている為、嫌ってはいない様子だ