【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ32)

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268話ページ32

Remus side

ジェームズとシリウスはスネイプに悪戯をしてAとアイオラに絶望させると言う作戦を思いついたらしい
その作戦を聞いた僕はあまりいい気分じゃなかったし、いい考えでもなかった
例え二人がスリザリンを嫌いだとしても、これじゃスネイプが可哀想じゃないか

スネイプだって僕等と同じ様にAに恋心を持っている事は僕も知っていた
それにAとアイオラは仲間を見捨てる様な子達じゃないし、寮関係なく誰にだって対等に接している事からグリフィンドールだけではなく、ハッフルパフやレイブンクロー、それにスリザリンからも好かれている事は聞いている

そんな事をしたって無意味だし、余計にAとアイオラが嫌がるはず
それに......二人の好感度がいつも以上に下がるんじゃないかと思っていた
特にジェームズとシリウスはAの事が好きだからね
まあ、僕も同じだけど

「そんなんじゃ、Aとアイオラはスネイプを見捨てたりしないと思うし。第一、それでAを振り向かせても嬉しくないじゃないか」

A、アイオラ、スネイプの事を考えてジェームズとシリウスにこう言った
僕は正しい事を言った...そのはずだ
だけど...

「なんだい、リーマス。君はスニベルスの味方をするのかい？」

...!!せっかくできた友達なのに捨てられてしまいそうで怖くて...やっと一人じゃなくなったのに...
だから...僕は思わず頷いてしまった...
ごめんね...A、アイオラ...

Remus side 終了

_______ミヤノ寮で色々と準備を終えてから、アイオラがいるグリフィンドール寮へ入りました
談話室にアイオラがいて、リリーは女子寮で眠っているらしく、さっき確認したそうです
アイオラは悪戯の事になると用意周到なんですね(笑
その後、二人揃って男子寮へ向かいました
かなり時間がかかってしまいましたね...なんて心の中でそう思いつつ、男子寮へ入ります
男子寮へ入って早速、悪戯の話をしました

「あっ、そう言えばA！」

『何ですか？ジェームズ』

_______話が盛り上がっていた時、ジェームズが何か思いついた様な感じで手にポンと鳴らしながら私に声をかけてきました
何か用事なのかと問いかけると「呪文集なんて持ってないかい？」と言ってきます
呪文集...ですか
何故か持ってないかと聞いてくると言う事は他の呪文を学ぼうかと考えているのでしょうか？
それとも誰かに悪戯でもしようだなんて考えてるのですかね？

『まあ、あるにはありますけど...』