【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ26)

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262話ページ26

_______アイオラと私がそう言うとアンはうつむいていた顔をあげ、静かにお礼を言っています
この空気を変える様に気を取り直すとさっきまでとは別の様に穏やかな雰囲気になりました
最初に口を開いたのは金髪の男性です

「初めまして、Ms.ミヤノにMs.ポッター。僕はエドワード・トンクス、ハッフルパフの6年生だよ。みんなからテッドと呼ばれてるんだ。二人共、僕の事をテッドと呼んでくれると嬉しい。何かあったら遠慮なく声をかけてくれ。あと、みんなに内緒にしてるんだが僕とアンドロメダはお付き合いをしているんだ」

「えっ？どうしてですの？」

『何故、お付き合いしている事を内緒にするのですか？』

_______テッドはハッフルパフの生徒である事を聞いた私は一瞬だけMs.ミラモンドの事を思い浮かべてしまいました
あと、みんなに内緒でアンとお付き合いをしている事を話してくれましたが、その事に疑問を抱いたのはアイオラです
もちろん、私もその事に疑問を浮かべました

「その理由はね、テッドはマグル生まれの魔法使いなの」

_______その言葉を聞いた私はどうしてテッドが内緒でアンとお付き合いをしている理由がすぐに分かりました
アイオラから色々と教えて貰った事が頭を浮かんだからです
この場合、卒業したらテッドとアンが駆け落ちするのではないかとヒヤヒヤしました

『......話を変えて申し訳ないのですが、こちらのお嬢さんの事も知りたいのですが、よろしいですか？』

「あっ、私ったら...つい、テッドの事で長話をする所だったわね」

_______そこまで言っている所を見るとアンはテッドの事を愛しているのですね...
まるでアーサーとモリーを見ているみたいです
まあ、あの二人は堂々とお付き合いをしていますけどね(苦笑

「初めまして、Ms.ミヤノ、Ms.ポッター。私はドゥルーエラ・ロジエール。スリザリンの1年生よ。貴女達とは同級生に当たるけど、なかなか会う機会がなかったから、こうやって会えるのは嬉しいわ(ﾆｺ」

_______Ms.ロジエールはニコニコしながら私達に名前を名乗ってくれました
穏やかで優しい雰囲気を持つこの人とは気が合いそうですね
もしかするとマグル生まれの魔女であるリリーとも親しくしてくれるのでしょうか？
そこは本人同士で仲良くしてくれるかどうか次第でしょうけど...

『Ms.ロジエール、寮は違えど仲良くして下さい』

「私も貴女と仲良くお話ししたいですわ」

_______私とアイオラはMs.ロジエールに向けて口々にそう言いました