【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ24)

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260話ページ24

_______ジェームズはそう言って桜吹雪玉とペイント玉を手の平に乗せつつ、まじまじと見つめています
アイオラはジェームズに「今度、私のお父様に聞いてはいかがですの？」と言えば「今度、チャールズ従叔父さんに聞いてみるよ！」と言っているのが聞こえてきました
フフッ、仲がいいですね...

『おやおや、ジェームズは嬉しい事を言ってくれますね。元々はお父様と浩司おじ様に教えて貰ったんですよ』

「えっ！君の家族最高じゃないか！」

_______私はお父様と浩司おじ様に教えて貰ったと言えば、ジェームズが身体をアイオラの方へ向けていましたが、今度は私の方へ身体を向けた後、嬉々として身を乗り出してきます

『そう言っていただきありがとうございます。今度クリスマス休暇にいらっしゃいませんか？ちょうどダンスパーティーを開きますし、お父様もお母様も浩司おじ様もメアリーおば様も最高ですから！まあ、浩司おじ様とメアリーおば様ならともかく、お父様とお母様はちょっぴり...いえ、かなり親バカな所がありますけどね(苦笑』

「行く！行きたい！そしてそのまま婚約w(ﾌﾍﾞｼｯ」

_______ジェームズが今、婚約と言いかけていましたが、シリウスに頭を叩かれたらしく話を遮られたみたいですね(汗
さすがに結婚は早いですし、せめて許嫁ぐらいは妥当ではないでしょうか？(苦笑
心の中でそう思っていると、シリウスが口を開きました

「ふざけんな、ジェームズ。あ、俺もぜひ行かせて貰うわ」

「私も行かせていただきますわ！」

『分かりました。リーマスとピーターはどうですか？』

_______シリウスがジェームズに怒鳴った後、私の家に行くと言っていて、アイオラも行くと答えています
その言葉を聞いた私はリーマスとピーターに向けて振り向いた瞬間、リーマスは何故か顔をこわばらせていました
......リーマスはもしかすると自分は参加してはいけないのではと思っているのでしょうか？

「僕、タキシードなんて持ってないから...」

_______どうやらリーマスはタキシードを持っていない事を気にしていたらしく、凄く落ち込んでいる様子でした
その事でしたら、問題はありませんね！

『それなら問題ありませんよ。私の家でお貸しします。それに...私の屋敷には仕掛けやからくりがたくさんありますよ？お父様と二人で作ったりしたものとか浩司おじ様と二人で作ったものもありますが...』

「ぜひ、行かせて貰うよ！」

_______リーマスはパァッと顔を輝かせつつ頷きました