【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ18)

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254話ページ18

[A、今日は満月になりそうね]

『[そうですね]』

_______昨日はほぼ満月でしたので今夜は完璧な満月のはずです
その時、嫌な予感がしたのでグリフィンドールの寮から出るのを止め、ソッと一歩下がりました

[A、あそこに何かあるわ...あれはそうね...とっても細くて見えにくい糸よ。気を付けて]

_______おや？この前より繊維がよくなっていると言う事でしょうか？
同じ悪戯をもう一度仕掛けるなんて...勇気のある人達ですね

「ふぁあ...おはよう...」

_______その時、ピーターが眠たそうに談話室から出てきました
ピーターが一人と言う事はジェームズ、シリウス、リーマスはいないと見なした方がいいですね...

『おはようございます。ピーター(微笑』

「あっ、A!?いつの間に来てたの...!?え、えぇっと////お、おはよう！」

_______私が優雅な微笑みでピーターに挨拶をするとピーターはピクリと肩を震わせたものの、顔を赤くしながらも挨拶を返してくれました

『その様子ですと...ピーターは寝坊しましたね？(微笑』

「そうなんだ...(照(みんなに置いてかれちゃったよ」

_______私がフフッと微笑むとピーターは恥ずかしそうに頭をかいた後、少し悲しそうな表情を見せながら肩を落としています
ピーターは寝ている隙に置いていかれてしまった様子ですね...

『あっ、どうせなら私達と一緒に行きませんか？アイオラも一緒に行ってもいいと言ってましたので！』

「ピーター、それなら解決しなくて？」

「えっ、い、いいの!?」

『もちろんですよ』

_______私がそう言った後、アイオラも頷きながら一緒に行かないかと声をかけています
私達の発言にピーターは嬉しそうな顔をしていました
実はアイオラに前もって悪戯が仕掛けられている事を話せば「この場合、本当は嫌ですけどピーターを私達の身代わりになって貰うしかありませんわね...」と言っていました

_______ピーターには本当に申し訳がないのですが、私達の身代わりになって貰おうと決めたのです
ピーター...本当にすみません!!
後で被害が及んだ場所は私達が直しておきますので！
心の中で謝っていたと同時にピーターが寮の扉を開けたと同時に私達の目の前から消えました...いや、落ちたと言った方が正しいでしょう

「うわぁぁあ!!」

ｺﾞｯｺﾞｸﾞﾁｬﾍﾞｯﾁｬﾋﾞﾁｬｧ-ﾝ!!!

_______物凄い鈍い音と液体音、そしてピーターの悲鳴が談話室まで聞こえたので私達は急いで寮の扉の下へと覗き込みました