【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ12)

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248話ページ12

「あらあら、リリーはハッフルパフのMs.ミラモンドだけではなく、レイブンクローの子達にも好かれていますわ」

『そうですね。私達以外の人達と仲良くなれたみたいで安心しました』

_______アイオラがリリーが立ち去った方を静かに見つめながらそう言ってきました
その言葉を聞いた私はアイオラに賛同する様にそう言いました
私達以外の他の寮の生徒達と仲良くしているリリーを見て何だか少し安心しちゃいました
そんな風に思っていた時...

「あっ、いたいた！A、アイオラ！」

_______リーマスの声が聞こえ、私達が振り向くとリーマスとその後ろにジェームズとシリウスとピーターがいました
みんなは小走りでこちらに近づいてきますが、ジェームズはそれを通り越してズザザーッと音と埃を立てながら私とアイオラの前に片足をついています

「二人揃って喉渇いてる？これ飲んで！」

_______ジェームズの両手には美味しそうなミルクティーが握られていました
シリウスの方をチラッと見ると「しまった」とでも言う様に額に片手を当てています
......どうやら何か仕掛けがあるみたいですね

「あら、私ちょうど喉が渇いていたんですの。A、一緒に飲まなくて？」

『そうですね。一緒に飲みましょうか』

_______アイオラの言葉に私は賛同する様にそう言ってミルクティーの入ったペットボトルをそれぞれ手に取りました
ジェームズを除く悪戯仕掛け人は驚いた様な表情を見せています
......まあ、普通はそんな反応をしますよね
普通に仕掛けがあると飲まないのが当たり前ですし
アイオラの方をチラッと見ると分かったらしく、無言で頷いています
私がアイオラより先にミルクティーを口に運ぼうとしましたが__

『......そう簡単に飲むと思いましたか？』

_______私は口に運びかけたミルクティーをニヤニヤしていたジェームズの口に突っ込みました
やり方は荒々しいと思いますが、これも自分の身を守る為なので仕方がないですけど(苦笑

『お返しさせていただきますね(笑』

「んぐ!?」

「「「!?」」」

_______私は笑いながらそう言うと悪戯仕掛け人は驚きを隠せない表情になっていました
その後はパンパンッと手を払い、私は悪戯仕掛け人の方を見ると全員が何故か目を見開いて石の様に固まっていました
何故でしょうか？私には理解不能です...

『「......(汗」』

_______私達が呆れた顔をしつつ、無言のまま静かに見つめているとさっきまで黙っていたシリウスとリーマスが口を開きました