【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】II (ページ48)

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94話ページ48

_______ん？どうしたのでしょうか？
リーマスは何故か顔をうつむかせてました
私はその様子が気になり『どうかしましたか？』と声をかけるとリーマスは口を開きました

「...あ、いや、これも美味しいんだけどホワイトチョコレートしかなくてさ。それでも十分なんだけど」

_______リーマスはそう言って何故か慌ててました
その時、不意に入ろうとしていたチョコレート専門店を思い出しました
そう言えばハートフル・チョコレートって確か、幻のお店とかって浩司おじ様とメアリーおば様が言ってた様な気が...

『...リーマス、ハートフル・チョコレートと言うお店をご存じですか？』

_______私がそう言った途端、リーマスは一瞬にして目を見開いた後、顔を輝かせました
その様子ですとお店を知っているみたいですね...
知っているのなら、話が早いです

「知ってるも何も有名な所さ！1日と同じ所にいない幻の店でね。そこのチョコレートはスッゴい絶品だと聞いてるよ！一度でもいいから行ってみたいなぁ...」

_______リーマスはチョコレートの話になると目の色が変わるのですね...
なんと言うか可愛らしいと言うか...
まあ、幻のお店と言うのは本当みたいですね
リーマスは拳を握りしめているのを見た私は連れて行ってあげたいと言う気持ちが強くなりました
リーマスを横目に私は立ち上がり、そして素早く手を取りました

『では、行きましょうか！』

_______私がそう言ったら、リーマスは「へ？何処に？」と驚いた表情になっていました
何処って...ハートフル・チョコレートに決まってるじゃないですか？
リーマスの願いを叶えてあげないといけませんし

『決まってるじゃないですか。ハートフル・チョコレートですよ。私、マジカル・スウィート・シュガーに来る前に見ました。なので行ってみる価値はありますよ？』

_______私は当たり前の様にそう言うとリーマスは先程よりも更に目を見開きました
リーマスはよっぽど行きたかったみたいですね...

「それは本当かい!!?何処にあったの!?」

_______リーマスはそう言って私の肩を掴みました
少し慌てている様子が見えたので、とりあえず落ち着かせなくてはいけませんね
メリュジーヌはと言うとリラックスした様に眠っていました
まあ、ずっと私に付き添ってくれたので疲れてしまったのでしょう
メリュジーヌ、一緒に付き添ってくれてありがとうございます

『リーマス、少し落ち着いて下さい。私がその場所まで案内しますから』