【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】II (ページ44)

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90話ページ44

_______そう言えば魔法界ならではのお菓子が食べたいですねぇ...
お父様がよく百味ビーンズとかを買って食べさせてくれました
浩司おじ様からも甘くないチョコレートを買って貰いましたし、今度は自分で探してみましょ！

『...よし！[メリュジーヌ、お腹が空きましたので何か食べに行きませんか？]』

[そうね、私もお腹が空いちゃったわ...何か食べに行きましょ？]

_______メリュジーヌと会話しながらブラブラと歩き回りました
何処かにチョコレートが売ってると言ってました
しばらく歩いているとチョコレート専門店が見えてきました
名前は...チョコレート専門店ハートフル・チョコレートと言うのですね
外見はだいたい赤で統一されていますが、看板だけ金色で塗られていていました
何ともおしゃれなお店なのでしょうか...
ショーウィンドウには変わった形のチョコレートや大きなチョコレートタワーが飾ってありました

_______...とても美味しそうですねー...
ですが、甘くなければいいんです...
私は甘い物が苦手なのでビターとかブラックのチョコレートが好きなんです
浩司おじ様は私が甘いチョコレートが好きではない事を知っていて、よくビターチョコレートやブラックチョコレートを買ってくれるのです
まあ、この話はさておき...ここに甘くないチョコレートってあるのでしょうか？
とりあえず、あるかどうか分からないので入ってみましょうか...
お店のドアノブに手をかけようとした瞬間、メリュジーヌが口を開きました

[ねぇA、さっき魔法菓子専門店の看板が見えたのだけど...]

_______メリュジーヌの言葉を聞いた私はハッとしました
と言うと、たくさんのお菓子がありますね
チョコレート専門店ですと、チョコレートだけしか食べられません...
必然的にチョコレートは諦める事になりますね
まあ、チョコレートはいつでも食べられますし、また今度にしましょう

『[メリュジーヌ、魔法菓子専門店はどちらにありましたか？]』

[確か、この先よ]

_______メリュジーヌの言葉を聞きながら、私はこの先へと足を進めた時、少しだけしか見えませんでしたが、看板がチラッと目に写りました
もしかしたら、あれかもしれません!!
早く着かないかと思い、早歩きで歩いていた時...

ﾄﾞﾝｯ!!

「うわっ!!」

『あっ！危ないです！』

_______私は早歩きに夢中で、周りが見えなくなってしまった所為で誰かとぶつかってしまいました
相手の方は怪我をしていないでしょうか...