62話 ページ16
トタッ
セイレーンから降りたAはミヤノ屋敷に到着し、ドアを開ける
_______宮野家に到着した後、私は緊張をほぐす為に深呼吸をしました
さて、お父様達が待ってるので早くドアを開けますか
『ただいま戻りm[置いていくなんて酷いわ〜っ!!]...おっと』
Aが言いかける前にヴィーナスが飛びついてきた
_______あらあら、飛びついてくるほど一緒に行きたかったみたいですね...
[Aがいなくて寂しかったわ]と言いながら頭をうりうりと寄せつけてきます
...おや、可愛い所もあるんですね...
『[フフッ)何も言わずにいってしまい、ごめんなさい。それより、お父様は何処にいます?]』
Aがそう言った途端、ヴィーナスは[沈んでるわ]←と言ってきた
_______し、沈んでるって...(汗
いったいどう言う事なのでしょうか...
『[あの、沈んでるとは...?]』
[あそこを見れば分かるわよ]
Aがそう言うとヴィーナスはそう言って指を指す方にはチーンと言う効果音がつきそうなほどに絶望的にうつ伏せになっている厚司がいた
_______ヴィーナスの言う通り、お父様は完璧に沈んでますね(苦笑
まあ、な、何とも言えませんが(汗
その時、お母様と浩司おじ様、メアリーおば様が声をかけてきました
「あら、おかえりA、厚司さんの事は気にしないで?どうだった?」
「おっ、A!おかえり、ホグワーツはどうだ?いい所だろ?」
「あらA、おかえりなさい。そして久しぶりね。会えて嬉しいわ。ますます学生時代の妹に似てきたわね」
上からエレーナ、浩司、メアリーがAにそう言っていた
_______メアリーおば様、久しぶりに会えて私も嬉しいです
行ってきた事を話しましょう!
『ただいま戻りました。お母様、浩司おじ様、メアリーおば様。いい先生ばかりで安心しました。それと浩司おじ様、ホグワーツはとてもいい所でした。そしてメアリーおば様、お久しぶりですね。私もメアリーおば様に会えて嬉しいです。今の私って学生時代のお母様と似てるんですか?』
Aは厚司以外の三人にそう言った
_______今の私って学生時代のお母様に似てるんですかね?
ちょっと、そこだけ気になりました
まさか想定外の事を言われるとは思いませんでしたよ(苦笑
「えぇ、学生時代の妹に似てて驚いたわ(微笑」
メアリーはAに向けて優しく微笑みながらそう言っていた
_______髪の色や目の色が違ってもお母様に似てると言われて嬉しいです
今までこの事を心配していましたから...
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年9月17日 22時