流石にそれはない。２【ジェイド・リーチ】

ごじゅうわ ページ6

翌朝＿




＿ジェイドside＿








フロイドから《押してダメなら引いてみろ》作戦をしてみれば？というアドバイスを貰いました


なので今日はAさんに冷たくしてみようと思います


好きな人に冷たくするのは少し気が引けますが…


これでAさんが僕のことを考えてくれると考えたら…まだ我慢ができます








『ユウ聞いてよ、昨日ジェイドがさぁ〜…』


監「あはは…どんまいとしか言えない…」






…おや、あそこにいるのはAさんと監督生さんではないですか


な、Aさんが僕のことを話している…!?


あぁ今すぐにでもAさんのところに行きたい…！！

んんｯ…いけないいけない…飛び出していきそうになりましたよ…



いつもならAさんを呼んで走って寄りますが…今日は冷たく静かに寄ってみましょう









『こんにちは』


貴「げ、ジェイド…」←


監「あはは…ジェイド先輩こんにちは〜」


『えぇ、こんにちは"監督生さん"』


貴・監「「(…ん？？？)」」


『実は、監督生さんに用があって来たんです』


監「え、私にですか？？？」


『えぇ、そうですよ』ﾆｺﾘ


監「はあ…」


『少し来ていただいても？』


監「い、いいですけど…」


貴「(…んんん？今日のジェイドなんか可笑しくね？？？)」









監「え、Aに冷たく…？」


『はい、少し不思議に思われたと思うので…監督生さんには説明しようかと思いまして』


監「なるほど…？」


『僕の押してダメなら引いてみろ作戦…少しだけ、手伝って頂けませんか？』


監「っえ！？な、なんでそうなるんですか！？」


『手伝ってくださった方にはもれなくモストロラウンジ1週間無料券を差し上げます』


監「なっ！？…うぅ……今月食費ピンチだしなぁ〜………

はぁ…分かりました…やります……」


『ありがとうございます監督生さん』ﾆｺﾆｺ


監「…で、その作戦内容はなんですか？」


『監督生さんには、今日1日僕と過ごしてもらいます』


監「罰ゲームかなにかですか？？？」


『そう仰らず…よろしくお願いしますね』


監「はぁ…」









ふふ、Aさんはどんな反応を見せてくれるのでしょう…


＿とても楽しみですね。

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