流石にそれはない。２【ジェイド・リーチ】

ろくじゅうにわ ページ21

寮＿



＿アズールside＿




ある日の放課後。


僕はオクタヴィネル寮の鏡を通り抜けて、速足で寮まで向かっていた。









＿のだが。



フ「めんどくせーなもう思い切ってバッグハグでもしてこいよ！！！」


ジェ「そんなこと出来るわけないじゃないですか！変態になれと言っているようなものですよ!?」


フ「そんなの今更じゃん！！」



『な、何だこの騒ぎは…(嫌な予感)』



「「アズール！」」



『……()←』







＿



ジェ「僕はもっとAさんとの仲を深めたいです！！あわよくば、抱きしめたい！！いや抱きたい！！それか抱かれたい！！()」


フ「本当にそれ以上は言わない方がいーよ多分通報される」


『……はぁ』


ジェ「どうしてAさんは僕のことを好きになってくれないんでしょう……フロイドは分かりますか？」


フ「え、ありすぎて何から言えばいいのか分からないけどいい？」


『そうですね…相手の記憶に残るような大胆な行動をしていないから相手に意識されないのでは？(適当)』


フ「これ以上大胆なことってさ、下手したら捕まるよね？」


ジェ「成程…！！」


フ「いや、納得すんな

確かに、バックハグすれば？とは言ったけどさぁ…」


ジェ「僕はバックハグよりも壁ドン派なんです！！」


フ「そーゆー問題？？？」


『はぁ…もう手遅れですね』


フ「ついにジェイドを見捨てるの？？？」


『ええ、あれはもう捕まるのを待ちましょう』


フ「えぇ………(困)


…まぁいっか(最低)」


『貴方本当にジェイドの片割れですか？？？』









フ「…で？ジェイドは何をしようとしてんの？」


ジェ「僕とAさんはカップルなので、趣味の共有(?)をすることによって、もっとキノコの良さを分かち合える気がするんです、」


フ「あ、もう付き合った気でいるんだ」


ジェ「何を言ってるんですかフロイド。僕は昨日Aさんの彼氏になったんですよ？(夢の中で)」


フ「へぇー(無視)…で、何作ってんの？」


ジェ「僕が好きなキノコBEST105をランキング形式にして紹介しようかと思いまして…」


フ「なんでわざわざ105？中途半端なのがむず痒いんだけど…((」


ジェ「実はですね…好きなキノコをBEST251で紹介したかったんですけど…あり過ぎてもAさんが困るかなと思いまして…105まで絞り込みました！」


フ「そこまで来たら100にしろよ」


『…なんでお前らはわざわざVIPルームで言い合ってるんですか？』←仕事中

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