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Prolog ページ1

頭の中をぐるぐると巡り、そして占領していたのは、一人の青年が倒れている場面だった。

頭の中を占めるそれは、見ていて苦しくなるのに、頭から消すことは私自身が許さなかった。


家族でも幼馴染みでも、親友でもましてや友達でもない。


それでも、その情景は私にとって失くしてはいけないものなのだ。





暗転。

空白が一つ。→



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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2019年9月8日 13時

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