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「(術式も呪力も同じ。少し分が悪いな。流石に三人守りながらは無理か)」
Aは目隠しを外して目の前の彼を観察する。
もし他の世界から来た私で(男だけど)、私達の敵ならば、呪詛師と言った所だろうか。
「来ないの?別に殺しゃしないよ。だって君僕と同じなんでしょ。同じ五条」
「半殺しにはするかもだけど」と笑う彼に、Aは一歩後ろにいる三人にこそりと言う。それに三人は頷いた。
「殺されるつもりないけどね。女だからってナメてる?」
「あはは、流石に自分をナメたりしないよ。まぁ勝てると思ってるなら面白いね」
彼女が「行って」と小さく言うと、三人は脇の森に逃げ込む。
この場には五条が二人だけ。傍から見れば兄弟かと思う程にそっくりな二人が、向かい合っていた。
_____side:五条A_____
離れた場所に立つそいつを見て、ふとあちらの世界のことについて考えた。
私が呪詛師なら、生徒達は?教師は誰が?今の恵も悠仁も、私が介入したからこその存在だ。
気になりつつも、今はそんな場合じゃないとその考えを振り払った。
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みるくてぃー(プロフ) - 琥珀さん» そう言って頂けて本当に嬉しいです...!ありがとうございます! (2021年2月19日 18時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - みるくてぃーさんありがとうございます!呪詛師五条と呪術師五条ちゃんのバトルめちゃめちゃ良かったです!本当にありがとうございました! (2021年2月19日 16時) (レス) id: 29eff10e9f (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - ミラさん» いえいえ!毎回リクエストやコメント糧になってます…!!リクエストありがとうございます!書いてみますね! (2021年2月19日 11時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - リクエスト叶えてくださりありがとうございました!みるくてぃーさんほんとに私も拙い語彙力からこんな神作品を作ってくださるなんて凄すぎて…またリクエストなのですが、本日更新された作品の逆バージョンが見たいです!原作にif五条呪詛師ちゃん襲撃が見たいです! (2021年2月19日 0時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 琥珀さん» コメント、リクエストありがとうございます!書いてみます! (2021年2月12日 22時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2021年2月1日 20時