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「だから近々高専に来るかもしれな」
 



その時だった。



 
ドーンッ!
 
外で轟音が鳴り響いて、夏油の顔色が変わる。高専内の人達が全員驚いて外を見た。するとそこには、
 



「…A……」



 
宙に浮いた彼女が、にっこりと笑った。
 
出来る限りの術師が高専に集められ、生徒も外に出た。全員が一定の距離を保ちながら、彼女を取り囲む。
 



「久し振りだね、傑」



 
沢山の術師に囲まれていながらも、Aは動揺一つ見せず、ただ一人、夏油に向かって笑いかけた。まるで他の人間など見えていないように。
 



「A、どうして」


「どうしてって変な質問だね。私が呪詛師になったの知ってるでしょ?」



 
にっこり笑うAは十年前より成長し、背も髪も伸びていた。表情がコロコロ変わっていたあの頃とは違い、今の彼女は感情が見えない。何を考えているのか予想がつかない。
 



「お前が五条A……」



 
その時、高専に来ていた一人の準一級術師が恨めしそうに彼女を睨み、次の瞬間には呪具を振りかざしていた。だが勿論、無限に阻まれた。

それをAは詰まらなさそうに眺める。
 

・→←闇を覗く*



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みるくてぃー(プロフ) - 琥珀さん» そう言って頂けて本当に嬉しいです...!ありがとうございます! (2021年2月19日 18時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - みるくてぃーさんありがとうございます!呪詛師五条と呪術師五条ちゃんのバトルめちゃめちゃ良かったです!本当にありがとうございました! (2021年2月19日 16時) (レス) id: 29eff10e9f (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - ミラさん» いえいえ!毎回リクエストやコメント糧になってます…!!リクエストありがとうございます!書いてみますね! (2021年2月19日 11時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - リクエスト叶えてくださりありがとうございました!みるくてぃーさんほんとに私も拙い語彙力からこんな神作品を作ってくださるなんて凄すぎて…またリクエストなのですが、本日更新された作品の逆バージョンが見たいです!原作にif五条呪詛師ちゃん襲撃が見たいです! (2021年2月19日 0時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 琥珀さん» コメント、リクエストありがとうございます!書いてみます! (2021年2月12日 22時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2021年2月1日 20時

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