【HP】ぼくらは青春で出来ている！七年生 (ページ40)

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Aside

R.A.Bと記された部屋のドアを開く。そこに、彼はいた。

「レギュラス！」

久しぶりの黒髪を見て、顔が綻ぶ。

彼に会ったことでもうクリーチャーのあの動揺した顔など忘れていた。

振り返った彼は大変驚いた顔をしていた。急に来たからだろうかと考えていたが、そうではなかった。

「A、先輩...？」

「久しぶりね、＿＿レギュ...」

言いかけて、止まる。

私の目は、レギュラスの部屋の壁に向けられていた。

数々のヴォルデモートの写真や彼を支持するようなものが貼られている。

「＿＿どういうこと」

「＿＿僕は、」

＿＿死喰い人になったんです

目をこれでもかと言う程見開く。言ったことがよく分からない。

それ以上の言葉を求めたが、レギュラスはそれ以上何も言わなかった。

「それ＿＿っ、見せて！」

「っ、」

ちらりと見えた左腕の何か。

一気に距離を詰めて彼の左腕を荒々しく掴んだ。

袖をばっと捲ると、そこには前までなかった、死喰い人である印だった。

十分すぎる証拠だ。