【HP】ぼくらは青春で出来ている！七年生 (ページ25)

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「おはようリーマス。今日は少し寒いわね」

「スノーベール。そうだね、もう冬だ」

校舎前で待ち合わせをして、ホグズミードへの道を歩く。

「そう言えば、リリーとジェームズのアレ、驚いたわ」

「はは、確かに。ジェームズの猛攻がやっと報われる時が来たね」

「リリーも顔を赤くしてたし＿＿結ばれる日は近いかもしれないわね」

二人を思い浮かべて笑う。気が早いかもしれないが、Aはもう二人の結婚式のことを考えていた。

きっとリリーのウエディングドレス姿は綺麗なんだろうなあ、とか。

「結婚したらリリー・ポッター？何か変な感じね」

「エバンズに慣れてるからねえ、ポッターも直ぐに慣れるだろう」

リーマスは心の中でA・ルーピン...と呟いてみた。

そうして二人のことを話しながら、Aとリーマスはハニーデュークスに立ち寄る。

「わあ、このチョコレート可愛いわ」

「どれ？＿＿あ、それマグル界のやつだよ。小さい頃よく食べたなあ」

「マグル界の...魔法もなしに、こんな精巧な＿＿」

Aはそのマグル界で作られたと言われる物をまじまじと見詰めて呟く。