【HP】ぼくらは青春で出来ている！四年生 (ページ23)

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Magic pharmaceutics ページ23

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魔法薬学の時間は、Aの苦手とする科目の時間なので気持ちが浮かれない。

だがAとて苦手だからと言って努力をしていない訳ではないし、苦手だからこそ人一倍勉強してきた。

「おお！素晴らしい、ローズブレイド。グリフィンドールに五点！」

「ありがとうございます、スラグホーン先生」

Aの調合を見て、笑顔になる教授にAも笑い返す。

そして授業後、リリーと帰ろうとした時。

「エバンズにローズブレイド。良ければ私が開くパーティに来ないか」

「パーティ、ですか？」

リリーが聞き返す。スラグホーン先生は笑顔のまま頷いた。

後から聞いた話、魔法薬学の成績が良い者にしかその権利は与えられないそうだ。

「はい、是非！」

Aは苦手科目が評価されて、それが光栄ですぐにその誘いを受けた。

「嬉しいわ、まさか魔法薬学の先生から評価して貰えるなんて」

「ふふ、喜んでるA可愛い(良かったわね、A)」

「逆になってるわよ」