【HP】ぼくらは青春で出来ている！四年生 (ページ18)

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Fiance ページ18

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「シリウス、ちょっといいかしら？」

Aが談話室に入り、シリウスに声をかけると、グリフィンドール生はAの方を見た。

レイブンクロー生の話していたことがグリフィンドール生にも広まっているのだろうか。

その事はセブルスが庇ってくれたし、それにAはその事をずるずると引き摺ることはしなかった。

ソファに座っていたシリウスの隣に座る。

彼は周りの目線もあまり気にしていないようで、何だ？とだけ言った。

「その＿＿貴方の許嫁のこと、知ってる？」

Aは、此方を見てなくてもちらちらと気になる生徒の視線が向いているのを感じていた。

シリウスの返事を待つ。

「？許嫁なんていても俺はどうせ家出るし」

「...＿はっきり言うわ。貴方の許嫁が、私なのよ」

そんなに大きな声で言ったつもりは無かったのだが、その場にいた全員が皆驚いていた。