【HP】ぼくらは青春で出来ている！四年生 (ページ11)

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Slytherin vs Ravenclaw ページ11

それから数日後、スリザリン対レイブンクローの試合が開催された。

レギュラスとは未だに話せていないから行くつもりはなかったけれど、ジェームズ達が無理矢理Aを連れて来た。

「敵情視察は大事だからね」

「私来る必要あったのかしら...」

観客席にAを座らせてジェームズが得意気に言う。

「この際Aも来年選手になってくれないかと」

「えっ、私が？箒に乗るのは下手なのに」

Aがぎょっとするが、ジェームズはしれっとしている。

それにはシリウス達もえ、という顔をしていた。

「君がいたらレギュラスは力を出せないんじゃないか？」

「そんなことないわ。それに、そうだとしてもスリザリンチームにしか勝てなくなるわよ」

そういう理由かと皆が呆れる。もう両チームの選手は並んでおり、始まる寸前だ。

そこで、レイブンクローに知っている顔を見つけた。