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「取り敢えず、此処を出ましょう。セブルス、どうましょう？」
「僕が連れて行きますよ。...ん？」
「どうしたの？」
レギュラスがセブルスの体を呪文で浮かせた時、彼は何かをセブルスの服から取り出した。
「これって...脱狼薬ですよね、A？」
「...リーマス？」
「あっ」
小瓶に入れられた液体は、Aが作ったと思われる脱狼薬だった。
彼女のジト目にリーマスはぎょっとする。
「もう！ちゃんと飲んでって言ったのに。セブルスが持ってきてなかったらどうなってたのよ」
「ご、ごめん...今すぐ飲むよ」
「そうして頂戴」
怒り顔のAに押し付けられた小瓶を彼はすぐに口に入れて、事なきを得る。
ハリー達もそれには苦笑していた。
長い洞窟のような通路を渡れば、そこはまだ少し明るい。月も出ていなかった。
「...まさか本当にスキャバーズが...」
「新しいふくろうを買って貰えるさ、多分ね」
落ち込んだ様子のロンに、ハリーが精一杯励ます。
ホグワーツへ帰ろうとした時、Aの指輪が反射してきらりと光った。
「でもハリー、彼は貴方の名付け親なのよ」
「あぁ、三本の箒で先生達が言ってた」
「あら、そうなの？」
先生方はそんなに聞こえるように話していたのだろうか、とAは思うが、まあ結果オーライだ。
ホグワーツに戻ると、その大勢にまず戸口にいたミネルバが驚いた。
「まあ！何ということです...A、これは」
「説明させて＿＿ダンブルドアを呼んで来て貰ってもいいかしら」
ミネルバは急いで校長室に走り、数分後にはダンブルドアを連れて戻ってきた。
大方Aが全てを説明すると、彼はその良い頭で理解してくれたらしい。
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Myu - I love this. (2月19日 20時) (
レス) @page49 id: 39c076b3bd (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 更新待ってます!ハリポタの夢小説で一番大好きです✨ (9月28日 21時) (レス) id: ab2697685b (このIDを非表示/違反報告)
すず - 更新を！！ずっと！！待ってます！！！！ (2021年2月1日 20時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
華 - こちらの作品全て見返しましたが文の綴り方が綺麗で引き込まれてしまいます(^^♪ 更新楽しみにしています(^^) (2021年1月11日 23時) (レス) id: 4322f45750 (このIDを非表示/違反報告)
らい - ハリーポッターの作品の中で一番好きです(T_T)応援してます！(^-^) (2020年12月12日 2時) (レス) id: 4322f45750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー | 作成日時：2020年9月3日 13時
