7.暴走の罪と忍び寄る影 ページ9
メ「…おいがきんちょ」
ミ「お前だってガキじゃねーか」
貴《ふっ……www》
少しだけ笑ってしまった。しょうがないよw
メ「俺はガキではないのだ！さっきの話だけどさ」
ミ「ここって酒場？」
話を遮られる団長。ミードくん意外とすごい子。
メ「“俺”の店だぜ」
何故か俺を強調する団長。
ミ「腹へった」
メ「オレの質問に答えたら食わしてやる」
ミ「飯が先」
フハww
メ「…」
ﾄﾞﾝｯ
お、置き方……怖いて……
ミ「おおっうまそう！いっただきまーす！( ˙༥˙ )もぐもぐ
……まず！」
メ「うまい飯とは言ってねえぞ」
団長、そういうとこだけ容赦ないよね。
貴《それで、何があったの？》
ミ「俺の…父さんと母さんは旅人だったんだ…。何年か前にこの村に来たときに流行り病で亡くなったんだ。そんな俺を村の人たちが迎え入れてくれて……、でもときどき親がいるみんなを見ると羨ましくなってついいたずらとか…」
いたずらっ子というわけか……。
エ「村の人たちが言ってたお酒に虫を入れたのもその理由？」
ミ「違う!!あいつが…聖騎士がみんなをバカにしたから!!大人や子供も一生懸命作ったお酒を！」
聖騎士『まずい馬の小便よりはましだ』
うわっ。失礼な奴。それでも聖騎士かよ。
ミ「それでついカッとなって」
メ「じゃあお前の友達っていう七つの大罪は？」
ミ「う…嘘」
メ「ちょっとは期待してたんだけどな」
なんで、子供に変な期待持ってるの……(汗)
ザワザワ
ん？なんか、外が騒がしい……
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作者名：サウザントリーフ☆梅雨☆ x他1人 | 作成日時：2021年3月5日 20時
