11話 ページ16
『ただいま』
家に帰ると、三郎くんが玄関まで来てくれた。
三郎「おかえりA。依頼どうだった？」
リビングに向かいながら、今日のことを振り返る。
『う〜ん。普通に疲れた、かな』
そう。思っていたより、モデルという仕事が大変だった。
着替えるのは、乱数くんが直々にやってくれた。
でも、カメラマンさんはやっぱりプロで。
カメラマン「もう少し、目線下げて。あぁ、ダメ。しっかりカメラ見て」
自信を無くしかけた…
乱数くんは、完成品見たら自信つくって言ってくれたけど。
一郎「お疲れA。なっ！Aなら大丈夫だっただろ？」
期待が逆に辛い。
『多分、ね。そうだ。身バレが怖かったから偽名にしてもらったよ』
そう言うと、三郎くんが話しについてこれないのか、あたふたしていた。
そういえば、依頼内容、俺と一郎くんしか知らないもんな。
『三郎くん。俺の今日の依頼、雑誌の撮影。モデルだったんだ』
三郎「それって本当！？すごい…」
そう言って、二郎くんの帰りを急かすかのように、高速でLINEを打ち始めた。
どうしてかな？
一郎「今日はAの初依頼を祝して、カレーだぞ。ついでに、二郎に教えてやってくれ」
三郎「了解です。いちにぃ」
三郎くんは、また高速でLINEを打ち始めた。
俺は、一郎くんの手伝いをしようとキッチンを覗きこむ。
『何か手伝うことってあるかな？』
一郎「お！んじゃ、そこにあるやつ運んでくれ」
そう言って、一郎くんが指したお皿を運ぶ。
そうしているうちに、二郎くんが帰ってきて、なにやら三郎くんと作戦会議をしていた。
楽しそうでよかった。
いつも通りのことをしているうちに、心の疲れは吹き飛んでいた。
それに、この依頼を受けてよかったと思えた。
『一郎くん。ありがとう』
ご飯の準備を終えて、テーブルに座ろうとした一郎くんの裾を掴みながら言う。
すると一郎くんは、太陽のような笑顔になり、
一郎「いや、こっちこそありがとな。二郎と三郎が毎日楽しそうなんだ」
そっか…
この世界に来てよかったな。
俺も、毎日が楽しいや。
全員「『いただきます』」
今日の夜ご飯も、おいしかった。
一郎「そういえば、偽名は何にしたんだ？」
『ん？名前はね、命«ﾐｺﾄ»だよ』
三郎「へ〜。なんで命なの？」
『ん〜。ひみつ』
二郎「教えてくれよ〜」
この世界に来れたのが、何かの命だとか、この世界でも生きてる。
なんて考えて出来た名前だなんて言えないよね。
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凜弥(プロフ) - 高菜さん» おお！アザマス。（ちなみにこいつワイのリア友）見てよ。今も見つかんないかドキドキしながらも使えてるんだよ！自分の神経が、たまに心配になるよね…でも、応援してもらってるのになにもしないのは嫌だから、頑張るね。 (2020年1月3日 23時) (
レス) id: f428002e2e (このIDを非表示/違反報告)
高菜(プロフ) - 更新出来なくても大丈夫頑張ってね 私には何も出来ないけどここからテレパシー凜弥に送って応援してるからねー (2020年1月3日 15時) (レス) id: 6f818df0c7 (このIDを非表示/違反報告)
凜弥(プロフ) - 一雅さん» ありがとうございます！え、コメント嬉しい…頑張って作品あげますね！ (2019年12月26日 12時) (レス) id: f428002e2e (このIDを非表示/違反報告)
一雅(プロフ) - 好き(唐突 ヒプマイ作品漁ってたら神作見っけて発狂しましたw更新頑張ってください！応援してます！ (2019年12月26日 9時) (レス) id: 6fd4d1877c (このIDを非表示/違反報告)
凜弥(プロフ) - 二郎だよ！自分の作った作品だと言うのに、夢主のキャラがいまいちよく掴めていない自分がいる… (2019年12月22日 23時) (レス) id: f428002e2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凜弥 x他1人 | 作成日時：2019年12月22日 2時
