20話 ページ22
ma「次はAちゃんが全然知らない3人ね。まずはぶるーくくん。彼は公爵家の長男らしいよ。だから一応、少しだけなかむくんと同じ血が流れてることになるね。彼のお父様は異文化に興味のある方らしくて、ぶるーくくんもその影響で異国語が達者みたい。WT国国民が異文化にあまり抵抗がないのも、ぶるーくくんのお父様が色々と策を講じたためなんだよ」
ma「次にシャークんさん。…彼の名前ってどう呼ぶことが正解なんだろう…？令嬢たちは基本様付けだし、ここはちょっと分からないな…。彼は王国騎士団団長さんの息子さん。小さな頃から訓練に励んでいるみたいで、剣術や弓術に長けているそう。身長は6人の中で1番小さいけど、その身軽さを活かした戦い方をするらしいよ。」
ma「最後にきんときくん。彼は…ちょっと特殊なんだけどね……彼は元々平民だったらしくて、彼の美しい容姿に惚れ込んだ貴婦人が大金を積んで半端無理矢理買い取った、って感じで…。その婦人の元で三年くらい暮らして、今は婦人の外戚の貴族の元で暮らしてるんだって。あと、私もあんまり事情は知らないんだけど…彼、女性不信らしいの。だから女子は彼と話すどころか目を合わせることすら難しいんだ。」
『……なるほど、彼らについて少しだけどわかった気がする。教えてくれてありがとう、マリー。』
ma「ううん、私が心配でしただけだから」
そう言って微笑む彼女。なんて優しくて可愛らしい友達なんだろう。
…それにしても、思った以上に高貴な方々ばかりだったな…。確かに令嬢たちにとっては優良物件だ。
ふと昨日のきんときくんの瞳を思い出す。
あの瞳には、女性不信からくる私への嫌悪感と恐怖心が入り混じっていたのだろう。
ma「そろそろ学園に向かおうか？」
『そうだね、行こう！』
とりあえずきんときくんには近づかない方が得策かな、お互いのためにも。
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紫築(プロフ) - Mentaikoさん» うわー誰だそれ！ご指摘ありがとうございます、助かります…！ (2023年2月2日 7時) (
レス) id: bcd78cf19c (このIDを非表示/違反報告)
Mentaiko(プロフ) - あの.....番外編�い里箸海蹇�[描いてあったのはスタイルくんの似顔絵]になってますよ...！ (2023年2月2日 6時) (レス) @page38 id: da99e2fb00 (このIDを非表示/違反報告)
紫築(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます！気長に待っていて下さると嬉しいです🥰 (2023年1月27日 22時) (レス) id: bcd78cf19c (このIDを非表示/違反報告)
雫 - ぬぅうわあああ、むっちゃ続き気になります! 面白いです🤣 (2023年1月27日 20時) (レス) @page29 id: fbda915cf9 (このIDを非表示/違反報告)
紫築(プロフ) - カナさん» コメントありがとうございます…！最近忙しくてあまり更新できず申し訳ないです…！構成がまとまり次第、少しずつ書いていこうと思います…！！ (2022年10月11日 23時) (レス) id: bcd78cf19c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫築 | 作成日時：2022年9月16日 2時
