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それから数年後、俺達は中学生になった。

通っていた小学校の子達が誰も居ない学校


きっとこれでい.じめられる事はない


そう思っていた


今までとイメージを変える為、髪型を変えた


キャラも変えた


明るく元気に


けど




「何お前」





あぁ、また




「来んなよ」




俺を見る蔑んだ目




小学校の時と同じ日々が繰り返される



今年はAとはクラスが違う。


Aはどうなってんのかな



──────────



放課後、いつも通りAと帰る




光「A、そっちどうだった?」



『半々かな。気味悪がる人半分、いいねって、綺麗って言ってくれる人半分』



光太郎は?とAが問う

俺は




光「ダメだった」


『…そっか』




スっと顔を俯かせたA

どうしたんだと顔を覗き込むと、綺麗な左右色違いの目を潤ませている

どうして




光「泣いてるの?」


『光太郎、良い奴なのに』




俺の為に泣いてくれている

ぱたっと涙がアスファルトを濡らす




光「泣くなよ


俺は笑ってる方が好き」


『ふふ、ありがと。
私も光太郎の笑顔好きだよ』




元気になれる

なんて言ってくれたけど

実際元気を貰っているのはこっちの方

何度救われたかわからない

ありがとう、と笑うと

どういたしまして、と笑うA


またこれで、明日も頑張れる気がする

6.→←4.



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ルイズ(プロフ) - 夜月─《 *無人* 》☆さん» 誘拐するレベルですね(( (2019年3月6日 21時) (レス) id: bff9e63e78 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - ルイズさん» そうですよね…きっと天使を超えた天使…言葉に表せないほど可愛いんでしょう…(ニヤケ) (2019年3月6日 21時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ルイズ(プロフ) - 夜月─《 *無人* 》☆さん» それは良かったです…!そう言って頂けて本当に嬉しいです。髪下ろした幼少期木兎さんはきっと…いや、確実に天使ですよ(真顔) (2019年3月6日 20時) (レス) id: bff9e63e78 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - 心に響かない訳無い話ですよこれは…。髪下ろしてるぼっくん想像したらカワメンすぎて鼻血。 (2019年3月6日 20時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルイズ | 作成日時:2019年3月3日 15時

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