【ハイキュー】主将ズが幼児化した件について

16.食事 ページ19

暫く皆で戯れていると、母さんがお盆に晩御飯を乗せてリビングへ来た



母｢ふふ、仲良くなったのね彼方。｣


彼｢うるせぇよ。母さんには関係ねぇだろ｣


母｢ｯ｣


『ｯあ、母さん。運ぶの手伝うよ』


黒｢！おれも｣


夜｢俺も手伝います｣


『いや、やっくんはお客だから座っててよ』



やっくんは座らせて、私と鉄朗で料理を運んでいく。



『はい、鉄朗。これをテーブルに乗せてきて』


黒｢うん！｣


『ｯはぁ可愛い……』


母｢デレデレね、A｣


『可愛いから仕方ない…』


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全｢いただきます｣



我が家は座布団に座ってご飯を食べるスタイル。
私はいつも正座しているが、鉄朗が一緒に座りたいと言ってきたので、胡座(あぐら)をかいて座り、そこに鉄朗を乗せた

(ちなみに光太郎は彼方の所)



夜｢黒尾やけにAに懐いてるな｣


『確かに。鉄朗美味しい？』


黒｢おいしい！｣


『ふふ、良かったね』


夜｢母親かよ｣


『ちげぇよ』



彼｢光兄どれ食べる？｣


光｢あれ！(コロッケ)｣


彼｢コロッケな。はい、あーん｣


光｢んまい！｣



…めっちゃ馴染んでね？
いや、いい事だけど。


全員晩御飯を食べ終わり、母さんも含めて皆で座って楽しく雑談をしていた時だった。

ガララッと玄関の開く音が聞こえた。
…父さんだ



『おかえり、父さん』


父｢…あぁ。…誰だお前達は｣


夜｢！お邪魔しています。夜久衛輔と言います｣



やっくんが父さんの登場に驚き、畏まって名前を言った。

私は父さんに、今の光太郎達の状態を説明した。



父｢そんな馬鹿みたいな事言っている時間があれば勉強でもしたらどうだ。

A、お前は賢いやつだ。そこに居る馬鹿な弟と違ってな。｣


彼｢あ？｣

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