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誰かがAに囁いた
"特異点と守護者はお互いを護り、時の運行を守る使命がある"
"今から来るよ貴方を護り貴方が護る電王が"
誰の声でもない
Aが気絶しかける直前に
頭の中に流れてきた言葉。
イマジン「契約者の望みを叶えることも大事だが…まずはこの娘を…」
イマジンは白いパスを拾い上げ
Aの腕を再び掴んだ。
突然こんな目に遭ったAはもう死にたくなった。
守護者？記憶の核？特異点？
何もかもが分からない。
そんな時やっと現れた。
良太郎「え…！？A…！？なんで…？」
特異点であり、電王になれる素質を持った
Aが護り、護られる人物こそが…
良太郎「まて！探してるのはこれだろ？」
たった今階段を駆け上り
イマジンの元へと駆けつけた
野上良太郎。
良太郎は契約者が探していたストラップをイマジンへと投げた。
良太郎「Aをはなして！…それともう人を襲うのは…」
良太郎は今目の前に広がる光景に驚きつつも
自分が今やるべきことをやる覚悟でここに来た。
ここに大切な存在がいれば尚更。
イマジン「ご苦労だったな…2つの特異点に記憶の核の役割も担う特別な人間が一気に来るとは…厄介だ」
A「良太郎…？アンタ…良太郎になんかしたらただじゃおかないから！！」
殴られたせいかだいぶ意識が朦朧としてきた。
頑張って気持ちを強く保ってなければすぐに気絶してしまう。
でもAはそんなわけには行かなかった。
今ここで自分が気絶したら良太郎は…
そう考えると痛みに耐えるという選択肢しかAは選ばない。
イマジン「うるさいぞ小娘…少し黙っとけ」
イマジンはAの髪を掴んだまま
勢いよく地面に頭をたたきつけた。
イマジン「契約完了」
Aから手を離し過去にイマジンが飛んだ
良太郎「なんだ…今の…」
人間を扉のように扱い知らないところに飛んでいったイマジンと
Aを殴ったこと、全てが一気に良太郎の頭に流れてひとつひとつの状況を理解するのが難しかった。
ハナ「良太郎！！」
そんな良太郎の元へ良太郎を電王へと導いたあの女性、ハナが現れた。
ハナ「飛んだみたいだね、イマジン。」
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ちあ(プロフ) - 横峯俊さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2019年12月8日 21時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
横峯俊(プロフ) - 初見です！こんなに電王の本編を丁寧になぞってある作品初めて見ました！シリーズ通して応援させていただきます！ (2019年12月8日 19時) (レス) id: c8474ba40d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあ x他1人 | 作成日時：2019年10月19日 11時
